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わたしの歯列矯正:歯の状態と治療方針

37歳で歯列矯正を始めました。まだ終わっていませんが、結構フルコースで体験している気がするので、記録を残したいと思います。まずは、治療前の歯の状態と治療方針について!

治療に際しての診断:叢生を伴った骨格性上下顎前突Ⅲ級症例

先生にいただいた矯正治療確認書から

……よくわからん。。
叢生(そうせい)は別名「乱杭歯(らんぐいば)」といい歯並びがぼこぼこで悪いことをいうそうです。上下顎前突は口元が前に出ていること、骨格のつくり的に口元が前に出てしまっている状態。級数はかみ合わせの状態を指す言葉で1級に近いほうが矯正が楽だそう。

と、調べてみると、なかなか歯並びの悪い口元だったんだなぁ……(この年になるまでそこまで気にしていませんでした……ちょっとショック)

機能的(飲み食い)にはそこまで問題のある歯並びではありませんでしたが、細かく検査してもらった結果、

  • 咬み合わせる力が理想よりかなり強すぎるらしい。(夜間の食いしばりなどで頭痛の自覚あり。歳を重ねると歯が割れたりしそう)

  • 歯並びが悪いと磨き残しリスクが高まる→老後の歯の存続が心配(8020運動:80歳のときに20本以上自分の歯を保とう、と言われるくらい自分の歯が残っているのは大事!長生き家系なのでできるだけ長く美味しく食べたい)

が分かったので、やっぱり歯列矯正しよう!と踏み切れました。
提案してもらった治療計画は2種類。(親知らず4本は20代のころに抜歯済みです。顎が小さくて斜めに生えててよく炎症おこして痛かったので)

1.4本抜歯して、マルチブラケット(ワイヤー)で矯正
 メリット:見た目の改善が得られやすい、治療期間が短い
 デメリット:抜歯するため歯数が減る、口腔内容積が小さくなる

2.上顎をMSEにて拡大、下顎にねじを埋入して歯を引っ張る+ワイヤー
 メリット:非抜歯のため口腔内容積、歯数保たれる
 デメリット:1.に比べて治療期間が長くなる可能性がある。

あなたはどちらの治療を選びますか?

私は2.を選びました。もともと老後に自分の歯を残したい、が矯正に踏み切った理由の一つでもあったので抜歯は避けたかったのですが、期間が短く済むのは魅力的。

決め手は、「口腔内容積を保つと何がいいか」でした。先生曰く、「女性は女性ホルモンのおかげで睡眠時無呼吸症候群になる人が少ないけれど、閉経後はリスクが上がる。口腔内容積が広いほうがリスクを抑えられる」のだそうです。

歯並び綺麗にしても、睡眠時無呼吸症候群になって寝苦しかったり、すっきりしない朝を迎えるのは嫌だなぁ……と思ったので、2.一択になりました。が!MSE(上顎拡大装置)も下顎の矯正用アンカースクリューもめっちゃ痛い!!!涙。慣れればね、大丈夫ですけど。慣れるまでが、ね。。

実際に治療の進捗や苦労した点などもまた書ければと思います。

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