めちゃくちゃ真剣に考えた。
20分でジブンの人生、
走馬灯のように振り返った。
なんで、葉山にしたんだろう?
なんで、この物件がいいと思ったんだろう?
約10年、鎌倉葉山で
不動産売買のシゴトをしてきた。
鎌倉に住んでいたけど、
仲間や大好きなお客さまは
ほとんどみんな葉山に住んでいて、
みんなの葉山LIFEが羨ましかった。
毎年、葉山のお神輿を担がせてもらったり、
大晦日は第2の実家で年越しの蕎麦打ちをしたり、
海や庭でBBQしたり、
ただただぼーっとサンセットをながめたり、
飲んだり食べたり泣いたり笑ったり。
たくさん時間を重ねてきた。
もう天国に移住してしまったけど、
お父さんが、夏はかならず
一色海岸に連れてきてくれて
あそんだ記憶や、今も変わらない原風景も
とても愛おしいのだと思う。
いままで、「葉山にお家を持ちたい!」という
数百人のお客さまに物件をご案内してきた。
お客さまと一緒に家をさがしつつ、
自分も漠然と家がほしいなという
キモチはあったけど、
なかなかご縁がなく、決断ができず、
あっという間に月日が流れていってしまった。
そんな中で出会ったこの物件は
家を内見したときに
自分が楽しく暮らしていたり、
大好きな仲間たちや、お世話になった方たちが
ここにあそびにきて、にぎやかで豊かな時間を
すごしているシーンがリアルに想像できた。
まだ買えるってわかってもないのに、
すっごく楽しい気持ちになった。
だから、欲しい!って思った。
ご縁を頂けたなら、
大切に住み継ぎます。
👆🏾と、手紙に書いた。
明日が売主さんが誰にするかを決める日。
手紙、ギリすぎて
読んでくれなかったら
どーしよーとも思いつつ、
レイに手紙をたくす。
やりきったから、
気持ち清々(せいせい)。
つづく
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