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緊張の胚凍結報告(前編)

採卵を終えて、大仕事を終えたような気でいましたが、体外受精はここからが本番です。

わたしの通っているクリニックでは、採卵後3日後にクリニックに電話をし、受精の結果と初期胚凍結の有無を決定します。

”初期胚”とは受精後、細胞分裂を数回繰り返し、4~8細胞となった状態の胚のことです。
着床率の高いのは、初期胚からさらに細胞分裂が進み、”胚盤胞”と呼ばれた状態での移植ですが、培養の途中で成長が止まってしまい、胚盤胞にならない場合もあります。採卵あたりの移植可能な受精卵を確実に確保するために初期胚凍結を行います(絶対ではないらしい)



電話では、培養士さんとのお話です。
結果は、
採卵9このうち
成熟卵は7こ
そのうち3つを体外受精(IVF)4つを顕微授精(ICSI)としました。(Split法)
IVFでは2つ、ICSIでは3つ、計5つのたまごで受精が確認されました。
とのことでした。

電話しながら、もう変な汗かいてしまって…笑
培養士さんのしゃべるトーンもソフトすぎて、逆に落ち着かない。(笑)
IVFとICSI、受精率は変わりないんですね。勉強不足。
でも、7このうち5こ受精できたというのは、まあまあ良いことらしい!
素直に嬉しくなってしまう。

「そこで」と培養士さん。
「5つのたまごは育てていけばまあ胚盤胞になりそうなたまごたちなのですが、提案としては3番目に状態のいいたまごを初期胚凍結して、残りの4つを胚盤胞までの培養を目指す。というものです。」
とのこと。

「念のため」「最悪のことを考えて」
という言葉を常に考えているわたしは、初期胚凍結を選びました。
そんなに悩まなかったですね…


凍結費用をもっとちゃんと考えていればもうすこし迷ったかもしれないが。
費用に関しては後でまとめて書こうと思っています。
想像していた倍くらい、すでにお支払いしている(泣)


と、ここまでが培養3日目の状態。
ここから胚盤胞を目指し、培養士さんにたまごたちを育てていただいた結果を採卵から約1週間後にクリニックへ聞きに行ったのですが、ここまでが思ったより長くなってしまったので、そのときの話は後編へ…


はたして、胚盤胞まで育ってくれたのか?
たまごはみんな無事なのか?
胚凍結はいくつできたのか?
後編へ続く!

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