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ようこそ、インド映画ボリウッドの沼へ

けんすうさんの、このツイートを見て、「そういえば私まだ大事なことをnoteに書いていなかった」と思い出しました。

そう、「インド映画」についてです。(ボリウッドとは、インド・ムンバイのインド映画産業全般につけられた俗称です)

とにかくインド映画が好き

大抵、「私めっちゃインド映画好きなんだよね」と言うと、「えっ、いきなり踊るやつ?」って言われるんですが、そうですそれです。

そんなに大量に映画を観ているタイプでもないし、マメに鑑賞ログを録っておくタイプでもないんですが、Filmarksを確認したところ恐ろしくインド映画贔屓なログが残っていました。(こちらが私的上位9位)
もちろん、これら以外にも大好きなインド映画もあります。笑

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この中で、スパイダーバースがもはや「なんで?」という感じで浮いてますが。笑

ちなみにインド映画にハマって聖地巡礼に行ったくらい沼が深いです。

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ただ、インド映画しか観ない訳ではなく、普通に邦画もハリウッドも観ますし、アニメも観ます。インド映画以外なら、「ショーシャンクの空に」とか「ゴーン・ガール」「ガタカ」「チョコレートドーナツ」なんかが好きです。(どれもインド映画とかけ離れた世界観)
最近一番衝撃的だったのは、「ミッドサマー」ですが、これについてはここで語るのは控えておきます。

では、私のインド映画の推しポイントについてご紹介します。

1. 唐突に踊るし、なんなら踊りながらカップル成立する

せっかくなので意表をつきたかったんですが、正直言って、やっぱりダンスシーンがとんでもなく魅力的です。

インド映画を初めて観る場合は、その唐突なダンスシーンの始まりと、そのダンスシーンが想定外に長いこと、ダンスシーン中に舞台変換&衣装変換がされること、ダンスシーン中にカップル成立しちゃう率の高さに、結構驚かされます。慣れるまでは仕方ないので、一旦ツッコミを我慢して観て欲しい。

どんな映画の中でも「カップル成立」って結構物語の肝になることが多いと思ってて、普通は男女のヤキモキしたシーンが随所に仕込まれ、観客が焦れったくなった頃にやっとカップル成立・・・なんてことが多いと思いますが、インド映画は違います。

だいたい一目惚れで、わかりやすく「ドキューン」的な効果音が鳴ったかと思えば、求愛のダンスが始まり、ダンスが終わる頃にはカップルが成立します。最初は混乱しますが、慣れるとこれが中毒になるので楽しみにしててください。

ちなみに、恋愛感情以外の感情もどストレートに表現されていて、何も隠されていないので、「このキャラクターは読めないな」みたいなキャラクターは存在しません。

2. ド迫力の超ド級エンタメを実現。リアリティなんて関係ない!

辻褄とか人間の身体能力とか重力とか物理的法則とか、そういうリアリティを追求するような要素を気にしていないといか、むしろ排除されているような節がありまして、そこが良いです。(特にダンスシーンは、「なんでもあり」の最強タームです)

そう、エンタメにリアリティなんて必要ないんだ!皆が観て、「面白い!」と感じられれば良いんだ!という気持ちになります。

だからこそ、リアリティ完全無視のド迫力、超ド級なシーンが実現されています。(特に、バーフバリ)
極端な描写が多く、アクションはもちろん、アクション以外も、「そんなのあり!?」ってツッコミたくなるシーンが多いですが、それで良いんです。

3.濃い顔に慣れてくるとわかる、めっちゃ美男美女が多い

インド人て顔が濃いので、見慣れないと「全員同じ顔に見える」という現象に陥ることがあります。私も最初は「全員濃い。見分けつかない」と思っていましたが、慣れるまでの杞憂ですので、心配しないでください。

インド人て、顔が小さいんですよ。そして手足が長くて、本当にスタイリッシュ。インド映画にはめちゃくちゃハンサム&美女が出てくるので、一度その魅力にハマると、帰ってこれない人が多発します。

ちなみに私はインドの衣装も大好きです。カラフルなサリーとか、本当に見ているだけでウットリします。

私の大好きなボリウッド俳優達をご紹介します。

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『パドマーワト 女神の誕生』のディーピカー・パードゥコーン
こちらの映画は「美の暴力」と評されるほど、もう絵が美しすぎてクラクラしました。こちらはインド映画には珍しく、重めな映画です。

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『バーフバリ 伝説誕生』のタマンナー
これは「恋に落ちた顔」です。美しすぎるし、可愛すぎる。全身可愛い。
youtubeにダンスシーンがたくさん転がっているので、是非動いているタマンナーを観て欲しい。

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『マガディーラ 勇者転生』のラーム・チャラン
オススメはエンドロールなんです。TシャツGパン姿で恥ずかしそうに踊るのがイケメンすぎて、やばいです。何度でも観れる。

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『バーフバリ 王の凱旋』のプラバースとラーナー・ダッグバーティ
一見すると、「ムキムキなだけじゃん」て思われがちなんですが、表情とか含めキュート&ハンサムなんです。ちなみに、彼ら2人はこの映画のためにCG並に身体鍛えてます。

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『PK』のアーミル・カーン
インド映画の大スターなんですが、本当にずっと年齢不詳。「きっと、うまくいく」もカーンが主演なんですが、大学生の役なのに当時44歳。PKのカーンは、お茶目で最高です。

4. ピュアでポジティブ!元来、皆で歌って踊って楽しむもの

ストーリーは実は多様です。ラブストーリーの要素はほぼ必ず含まれているような気がしますが、笑いあり・涙ありで、感情てんこ盛りな作品が多いです。日本とは異なるカルチャーや宗教観も垣間みえて、面白いです。

そして、ハッピーエンド率が異常に高い気がします。
基本的に、出てくるキャラクター達が、主人公も悪者も皆ピュアです。結構残酷な描写とかもあったりするんですが、全員ピュアなキャラクターなので、後味が良いです。

そもそもインド映画(ボリウッド映画)って、インドでは観客も一緒に歌って踊って参加型で楽しむものだそうで、細かいことは気にせず、純粋に一緒に楽しみながら観るのがオススメです。

実際、日本の映画館でも、絶叫上映というような形式で上映されることも多く、それはそれはもうタンバリンも紙吹雪もクラッカーも太鼓も使って、皆で最高にエンジョイします。とてつもない一体感です。

それが故に中毒性もあるので、ご注意ください。

さあ、あなたもインド沼へ

このnoteでインド映画に興味持ってくれる人がいたら嬉しいです。

インド映画は1作品2.5時間から3時間くらいあって長いので外出自粛中のお供にも良いかと。

私の1番のお気に入りはバーフバリの2作でして、既にたくさんの友人にバーフバリを布教していますが、大体観終わった後、「バーフバリ!バーフバリ!」と唱えるだけで、語彙がなくなります。バーフバリには、そういう底知れぬエネルギーがあります。

ボリウッド初心者には、「パッドマン」「きっと、うまくいく」が観やすいと思います。ストーリーが万人受けです。特にパッドマンは、スタートアップクラスタの人は必見ですよ。

日本でのインド映画の上映増やしたいので、私はこれからも地道に布教活動続けます。

以上!

画像出典はこちら。


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