上の子にとって、下の子が生まれるということ
またまた大爆発の次男君。
自分の思い通りにいかない時、かんしゃくを起こしていました。
色をぬりたかったけど、思い通りにできなかった。
プラレールの連結がうまくできなかった。
YouTube見ようと思ったら電池がなかった。
自分の中で怒りが爆発しているだけならよしとしておいた。
それは大切な感情だから、たくさん悔しいって感じてほしい。
でも、そのうち物を投げるようになった。ん?これはやばいんじゃない?
お兄ちゃんに八つ当たりするようになった。そしてぶっ飛ばされて泣いていた。
ついに妹(11カ月です。)の頭をバシバシ、音が鳴るくらい叩いた。
それを見てもうだめだ、これは許せん!!とかなり叱った。ぶっ飛ばした。本気で怒っていいことだと思った。
怒ったあとに、しっかり寄り添った。
どうした?うまくいかなかった?面白くなかった?
‥‥
妹ちゃん、何にもしてないよ。なんで意地悪しちゃったんだろうね?
妹ちゃん、生まれてきてからいっぱい我慢してきたからかな?
‥‥うわ~ん!!
号泣。珍しく。
ああ、これが正解だったのかと思いました。
次男は我慢強い子で、転んだりしてもこっちが心配になるくらい泣きません。だからこの「うわ~ん!」は相当、痛いところを突いたんだと思います。
そのまま、背中をさすって黙って泣かせてあげました。
自分の下に弟、妹が生まれるって、やっぱい上の子にとっては大事件です。
嬉しい、可愛い、大好き、の反面、寂しい、悔しい、怒り、たくさんの感情が渦巻いています。
今までは自分が主役で、みんなが可愛がってくれていたのに、突然その場を奪われる。それって相当ショックです。
このこと、わかっていたはずなのに、見て見ぬふりしちゃってたなぁ。
ちょうど今、先生のところで、新しい心の学びを始めたところで。
この状況をお話したら
私の中に、相当、「妹なんて生まれてこなきゃよかったのに!!」と思ってしまったことへの罪悪感が根深く残っているってことがわかりました。
こんなに可愛いのに、なんてことを思ったんだろう
と気持ちを押し込めたのかもしれないし、
嫌いって言葉にしたら、母に嗜められて、「なんてことを言ったんだろう」と自分を責めたのかもしれない。
記憶にはないけど、潜在意識の中に残っていたんだ。
今、私がいろいろなことに躊躇し進めないのはその「罪悪感」が足を引っ張っているみたい。こんなに学んできたのに、形にできない。なんでだろう、何が怖いんだろう、まだお腹の中にいたい赤ちゃん心かなぁ、分離不安かなぁと思っていたら、「罪悪感」でした。
それが投影されていたんだね、次男君。
次男君は、「いい子ちゃん」の私をどかーーんとぶち壊してくれました。
本当にいつも、教えてくれてありがとう。
次男が大泣きした時、私も涙が止まりませんでした。
「そうだよね、突然ママが入院して、会えなくて、帰ってきたら妹ちゃんがいて甘えられなくて。でもいっぱいいっぱい我慢したんだよね。お兄ちゃんになろうとしてがんばってきたんだよね。そこに寄り添ってあげれてなくてごめんね。妹ちゃんも生意気になってきて、悔しかったんだよね。」
って話しながら二人で泣きました。
長男は「そうだよね~。わかる。ぼくも次男君が生まれたときそう思った」と言っていました。
そして涙と鼻水でぐちゃぐちゃな私たちにティッシュを持ってきてくれました(笑)。
下の子が生まれて、すぐに赤ちゃん返りという形で感情を出せる子もいれば
タイムラグがある子もいます。
言葉が話せない分、どうやって感情を処理していいかわからないです。
言葉にしてあげる、寄り添ってあげる。
子どもたちには感情との向き合い方を知って成長して欲しいと思います。
※いつもみなさんの素敵な写真や作品をお借りしています。ありがとうございます。
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