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食べられない、のその先

個人的主観の強い記事です。
一般論ではなく、ひとつの意見として
受けとっていただけるとうれしいです。

ピンピンコロリとはよく言ったもので、多くの日本人はその逆、ダラダラヌルリ、まるでウナギのような亡くなり方をしているように思う。

中には、老衰で死ぬのが1番いいと思っている人がいるかもしれないが、老衰に至るには老化のプロセスをある程度受け入れ、本人の望むこと以外余計な手出しをしないということが求められる。

それは、たとえば

動けなくなり
しゃべれなくなり
食べられなくなり
飲めなくなっていっても

見つめ続けるだけで
手を出さないということだ。

あなたには、できるだろうか。

大切な人が死へ向かっていくプロセスにおいて
自身を介入させない、ということが。

多くの患者家族がこのプロセスを老化ではなく、病気になっていくプロセスだと認識するため、治してほしくて医療機関を受診させる。

ごくごく一般的な話である。

医師は、人を治す生き物
治療を開始する。

診断名は

脱水
食欲不振
食思不良
高ナトリウム血症

いろいろあるだろうが、ざっくり言うと 食べられない もしくは 食べる気がない だろう。

仮に口から一切食べられなくても、医療機関には点滴という最終手段がある。これがあれば、患者が死ぬことは滅多にない


のだが、これが非常に厄介なのではないか、という話。

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