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カラスのジュールちゃん

あとりえ あっしゅさんの
【かぁ(火)曜日はカラスのジュール】が
最終回を迎えられました。

いろいろと感じさせていただいた記事に
気持ちを綴らせてもらおうと思います。

「あ、きょう火曜日だ。かぁ曜日だ」
そんな方が多かったと思います!
私もそのひとりでした。

生命そのもののお話
ふふっとなったり
ほろりとしたり
ぎゅっとなったり

まだお読みでない方には
ぜひ読んでみてほしいお話です。
写真もかわいいの!


✳︎


今年の夏に祖母から野菜が届いて
お礼の電話をしたとき。
祖母がカラスの話をしてくれました。

送った野菜よりも
大きく育っていたのがあったんだけど、
実はカラスにあげちゃったの。

おばあちゃんの畑には
夏にカラスがくるんだけど、
つい許しちゃってねぇ。

だって、親が子どもに一生懸命、
食べ物の取り方を教えてるんだもの。
たくさん鳴いてさ、教えてるんだもの。

カラスは愛情深いんだよ。

巣立ちのとき、秋になったら
お互いに振り返らないで、
親と子どもは別方向に行くんだよ。
“カラスの泣き別れ”っていうんだよ。

それを思うと切なくて…
野菜食べられてもいいやって思うんだよ。

私の大好きな祖母は
動物に食べられないよう野菜を守りつつ、
そうやって許すときがあるのだそうです。


カラスといえば、ジュールちゃん。
すっかりそんなふうだったので、
私はこの話を、ジュールちゃんのことを自然と思い浮かばせながら聴いていました。

それでも、最終回の記事を読むまで、あっしゅさんたちのお別れを想像するのは難しかったです。

精一杯、自然の摂理に従って、振り返らずに行ったのかなぁなんて考えて、切なくなっています。



だけどきっと、愛情をたくさんもらった子だから、強くはばたいていけたんですよね。
かっこいいと思います。

ジュールちゃん、遠くからあっしゅさんたちを眺めて、新しい家族に思い出話をたくさんするんだろうな。

そして親になって、実家に戻ってきてくれたら嬉しいなぁ。
そんなことを願っています。


✳︎


カラス、もともと好きな方でした。
全身黒いところ、賢いところ、
よく見かけるところ。
困らせてくるカラスもいなかったです。

石膏のカラスをデッサン教室で描いて
鳥の美しさに感動したことで
もっと好きになり、

闇夜のカラスさんと出会って
さらに好きになり😁

ジュールちゃんの記事を読んで、
ますます好きになりました。


あっしゅさんが、
記事の中でジュールちゃんから
教えてもらったとおっしゃること、
それらを記事にしてくれたことで
私たちにも広く深く伝わったと感じました。

あっしゅさん、
素敵な記事をありがとうございました。


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