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コミュニケーションに課題を感じている大学生を支援する「コミュニケーション・サポート・プログラム(CSP)」を実施

~半年間で全国66大学200人以上の学生が参加。ディスカッションや企業でのオフィスワークを体験~

パーソルダイバースは2023年4月から9月までの半年間、診断や障害の有無を問わずコミュニケーションに課題を感じている全国の大学生に向けた支援プログラム「コミュニケーション・サポート・プログラム(以下CSP)」を実施したことをお知らせします。期間中、全国66大学200人以上の学生が参加し、グループワークや適性検査を通じての自己理解や企業で実務に近い業務を体験し、職場環境やはたらくことへの理解を深めていただきました。

【CSPについて】学生生活や就職活動で課題を感じている学生に、自己理解や就業体験機会を提供

CSPは、診断や障害の有無を問わず学生生活や就職活動でコミュニケーションなどに課題を感じている大学生以上の方を対象に、社会に出るための一歩となる機会を無償で提供するプログラムです。2016年の開始以来、1,100人以上の大学生が参加し、学校生活や就職活動などに役立てていただいています。
CSPは主に3つのプログラムを提供しています。1日でコミュニケーションを手軽に学び、自身のコミュニケーションの傾向を知る「CSP 1day」、1dayプログラムで経験したことや学んだことを活かし、実際の職場で役立つコミュニケーションを学ぶ3日間のプログラム「CSP 3days」、そして、企業での就業体験を通じて自己理解を深める「はたらく体験プログラム」を実施しています。


【開催レポート】

■CSP 1 day・3days:合計170人が参加。コミュニケーションへの不安・苦手意識に変化

今回実施したCSP 1 dayには150人が参加しました。参加者ははじめにコミュニケーションの構造について理解を深め、その後のディスカッション体験プログラムで自分の意見を伝えることや、相手の意見に応え、合意形成を図る体験をしました。

参加者の6割が就職活動を意識する学部3・4年生以上の学生でしたが、学校生活での困りごとの改善や就職活動への準備を意識する低学年の学生の参加もみられました。 また、中には対人関係の不安や苦手意識を抱える発達障害の診断を受けている学生や、発達障害の傾向がある学生も含まれ、プログラムへの参加を通じて自分ができるコミュニケーションについて理解を深めました。

今回実施したCSP 1 dayには150人が参加しました。参加者ははじめにコミュニケーションの構造について理解を深め、その後のディスカッション体験プログラムで自分の意見を伝えることや、相手の意見に応え、合意形成を図る体験をしました。参加者の6割が就職活動を意識する学部3・4年生以上の学生でしたが、学校生活での困りごとの改善や就職活動への準備を意識する低学年の学生の参加もみられました。

また、中には対人関係の不安や苦手意識を抱える発達障害の診断を受けている学生や、発達障害の傾向がある学生も含まれ、プログラムへの参加を通じて自分ができるコミュニケーションについて理解を深めました。

CSP 1day参加者のうち20名がCSP 3daysに参加しました。CSP 3daysでは、3日間、参加者同士でチームを組み、意見が異なる人達と話し合って合意形成をはかる「コンセンサスゲーム」や、実務に近い課題に対する制作物や企画を考え発表する「新規サービス企画会議」などを体験しました。

CSP 3daysに参加した学生の8割以上が「自己に対する理解は深まった」と回答したほか、約6割が「はたらくイメージを持てた」と答えています。

コミュニケーションに苦手意識があり、就職活動に不安のあることを理由に両プログラムに参加した学生は、CSP 1dayで「思い込みではなく具体的に話したり、質問してお互いに確認していきたいと思った」と答え、その後のCSP 3daysによって「チームで物事に取り組むことは、自分が思っているよりもできるのかもしれないと、自信を持つことができた。」と回答。コミュニケーションへの不安・苦手意識に変化が生じた様子が伺えました。

■はたらく体験プログラム:30名が企業でオフィスワークを体験。「自己理解の必要性を感じた」「はたらくイメージを持てた」などの声も

CSP 1 day・3daysに参加した学生のうち、30人が、企業でのオフィスワークを体験する「はたらく体験プログラム」に参加しました。

プログラムの一つ、パーソルダイバースのオフィスワーク体験では、参加者が東京、名古屋、大阪のオフィスに出勤し、実際の業務である人材派遣事業に関わる求人票の作成業務や、リサーチ業務、チラシの作成やメールによるビジネスコミュニケーションを体験しました。

今回のCSP 1 day・3daysおよびはたらく体験プログラムを通じて、コミュニケーション上の課題や漠然とした不安によってはたらくイメージを持つことができなかった参加者が、自己理解を深め、就職活動にあたって必要なことや、企業ではたらくことへの理解を深めることに繋がっている様子が伺えました。

■参加した学生の声

「働くイメージが具体的になり、責任感を感じることができた。」「参加前は不安だったが、2日間やり遂げて思っていたよりもできる、楽しみながら取り組めることに気づいた。」「就職に向けて、心身の安定に取り組みつつ、自己理解を深めていくことが必要だと感じた」などの声が寄せられました。

■CSP担当者からのメッセージ

パーソルダイバース株式会社 
雇用開発本部 雇用開発部 学生支援グループマネジャー 上堀慶介

4月からの6か月間、多くの学生に参加いただき、参加者の様子や感想から、自己理解やはたらくイメージを持つ一助になれていることを伺い、うれしく思っています。
2016年のプログラム提供開始から約6年が経ちましたが、コミュニケーションが苦手で自信がないという学生の多くが、プログラム参加後には「思っていたより発言できた」「自分にもできた」と感じてくれています。コミュニケーションに限らず、学生たちが抱えている不安の多くは体験の機会が少ないこと、知識がないことが要因だと思います。たった一度の経験が、学生を驚くほど成長させ、大きく変化させることがあります。私たちはそのような瞬間を何度も目にしてきました。
就職活動を前に不安を抱えている学生に、安心して体験できる機会を提供し、体験を通じた気づきや学びを通して社会に出るための準備を支援していきます。

詳しい内容はこちらのニュースリリースをご覧ください▼【2023/10/27】


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