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納屋は劣化した不要品でいっぱい!

隙間を見つけるとつい何かを入れてしまう。別にそこに入れなくてもいいようなもの、まったく入れる必要のないもの、むしろ、入れてない方が便利なもの、まったく脈絡のないものだとしても、そこに合う大きさと判断するや幼児の型はめパズルのように嬉々として嵌め込んで行く。

そういう病の人。それが父です。

パッと見た所、色んなものがうまく収まっているようにも見えるのですが、実際には混沌以外の何ものでもありません。しかし、本人にとっては「上手く入れる事ができた」という喜びが大切で、何を入れるかというのは二の次のようです。

先日、納屋を片付けていたら次のものが同じ棚に入っていました。

・段ボールに入った大量の景品のタオル。変色しててかなり古い。
・ビニール袋に入った大量のポケットティッシュ。これもかなり古い。
・ゴミ袋に入った、子供用の化繊で作ったピンクのふわふわのドレス。韓国人の友人からもらったっぽい。
・ペイントうすめ液が3つ。全部使いかけ。
・川で魚を捕るペットボトルみたいなの。割れている。
・閉店する近所の雑貨屋でもらってきた大量のアクリル軍手と脚絆。
・中身の入ってない古い発泡スチロール。
・米袋に入った竹炭。
・50年くらい前のキャンプ用折り畳みバケツ。

まあ、ざっとひと棚でこんな感じです。多くは劣化している、量が多過ぎて使い切れない、無用である。という理由で廃棄してもよいものです。収納した当初は使う気満々だったと思いますが、年数が経つにつれ、本人もあることすら忘れて、同じものを買ったり、別のもので代用したりと、まったく収納してある意味がありません。また、壊れたものも多くあり、本人は修理してまた使おうと思ったと思いますが、結局何年もそのままで忘れ去られています。

結論から言うと、多くのものに定位置がなく、空いた場所にどんどんモノが置かれて行っている、という状況なのですね。結果、棚はもので一杯になり、あふれたものは地べたに置かれて行く、という。

私が農作業をスムーズに行うには、この納屋の片付けをしなくてはならなりません。なぜなら、この納屋が上記のようなもので一杯なので、私の農具が入らず、家の玄関や軒先、仏間にあふれてきているからです。まさに、納屋に不要品が詰まっているせいで、正規の道具が漂流しているのです。

農作業の基本は使いやすい作業小屋から、というのは鉄則ではありませんか。大体汚い厨房でおいしい料理ができるはずもありません。あぁ、まいったなぁ。

ここは自分で棚を作って片付けている途中です。「収納」で検索しても、さすがに納屋の収納は全然ヒットしないのね〜。どこかにかっこいいい納屋の見本があればいいのに、と思います。


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