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「手の演技」について

 表紙画像のギャンについている左手は商品名「SHAKA」つまり釈迦の掌を模したインディーズの造形作品(再生工場さん)で、販売されているハンドパーツです。市販のメーカー品とは一味違う形をしています。簡単に言えば「小指の位置が上がっている」わけです。

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 これは同じパーツで違うポーズを取らせた時のもの。モビルスーツにあるまじき色気がただよっています。サーベルを持つ方の手は、厳密に言えば、指の隙間は二ミリ用、サーベルの軸は三ミリなので、弾力を利用して挟んでいるだけなのですが、小指だけで長大な剣を支えているような雰囲気も同時に醸し出している気がします。

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近くで見るとこんな感じですね。

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 再生工場さんがツイッターで告知されているのを見て即注文、印刷したてほやほやの光硬化レジンが届きました。指の表情がそれぞれ違う!!!!

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この「人差し指をトリガーガードに沿わせながら軽く薬指と小指でグリップをホールドしている感」そして「いつでもリロードできるんだぜと言わんばかりにフォアエンドにかけられた指」どうですか。どうなんですか!

 なんとうちにはヒートホークとザクマシンガンを持ったザクがいないという致命的なミスがあり、購入したものの正しい使い方はできていないのですが、この存在感は何者にも変え難い魅力があります。

 たかが指先ひとつ、されど指先ひとつ。縁起においては重要でありながらなかなか自分では気づけない指先の動き。そんな大事なことを改めて確認できたのが今回の収穫でした。

 とにかくザクを手に入れるぞ!

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