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金融豆知識の回

#カウカウ〇ァイナンス #今日は短めに
#豆知識回

本日は短めに
意外と知られていない貸金業界のお話をご紹介
とはいっても、明日から話したくなるかわいい雑学というわけでもないので
リテラシーを深めるという意味合いでサラッと読んで頂ければ

【あさくらへのLineはこちらから】


きっかけは2010年


みなさん、出資法と利息制限法はご存じでしょうか?
(元借金まみれあさくら、その辺もしっかり当時勉強しました)

これは要するに貸金業を営んでいる者に対して
ここまでは利息取っていいですよ~
このライン超えたら捕まえちゃうよ~

という法令です。#もの凄く平たく言ってます

利用者(お金を借りる人)の負担を軽くする目的のこれなんですが
2010年の法改正以前は実はかなりガバガバでした。

グレーゾーン金利という抜け道

画像1


出典:日本貸金業協会

拝借したこの画像を見てもらうと分かる通り
#ちゃんと出典つけてるよ

左の改正前は出資法の上限が29.2%で利息制限法の上限金利と
謎のソーシャルディスタンスがありますよね。
これがグレーゾーン金利と呼ばれるもので、

例えば200万円を貸し付けても書面で同意さえ取れば
28%の金利を取ることも出来ていました。つまり

利用者「今すぐ投資始めたいけど金がないし給与収入も少ない。。」
業者「貸すよ」
利用者「いやでも収入無いですよ。。」
業者「金利高くしてもいいなら貸すよ」
利用者「ほんとですか!ありがとうございます!投資でバカ勝ちして返します!!」
業者「やったぜ」

こうして返済能力のない人に貸し付けるという状態が横行してました。

加えて言えば、総量規制(借金を年収の3分の1迄とする規制)も
この法改正とほぼ同時期から始まったので
貸金業者にとっては良い時代だったでしょうね。

2010年以降は総量規制+出資法の上限も20%に引き下げられて
利用者にとっては安心な実態になりましたね。
高金利でもいいから活動限界になるまで借りたいという
勇者もなかなかいないでしょうから。

利用者にとっては全体的にポジティブな改正でした。

ちなみにこのグレーゾーン金利で借りてしまっていた人が
過払い金請求を利用出来る人たち。

YouTubeのcmでよく出てくるアレです。

完済していればノーリスクですけど
10年以上の負の遺産を返済途上の方が過払い金請求すると
債務整理扱いにされるので、とりあえず一旦待った方がいいですね。

何気ないところで


今や10人に1人が何かしらの貸付を利用している時代
金利という必ずくっついてくるものにも目を向けてみると
面白いかもしれませんね。

知識欲だけは人一倍のアラフォーおっさんでした。

#当時もんのお話 #知ってる人は知っている
#知識欲と学習能力が伴ってない

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