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1つ終わるとまたすぐ別の何か

先週、以前記事にも書いた滞在許可証の更新が無事に完了した。念願の無期限のものになったので、学生時代から何度もやってきた更新は今回で最後となった。まあ、細かいこと言うと、10年ごとのパスポート更新によって変わってしまうパスポート番号を警察に届けないとならないので完全に終わった訳ではないのだけれども、10年おきであれば全く苦ではない。

ところが滞在許可証の期限と連動している国民保険証が切れてしまった。保険証のカードそのものの期限というのがあって(クレジットカードみたいな感じ)普段であれば自動的に保険証が送られてくるのだが、滞在許可証を持つ私のような外国人は、滞在許可証の期限がある場合その期限までが保険証が使える期限となってしまう......というとちょっと言い過ぎになるのだが(詳しくは後で)ざっくりしたシステムとしてはそういう事。

実際には、期限が切れたから全てのサービスが一切受けられないと言う訳ではない。例えば、期限切れになる前に私はワクチン接種の予約をした。けれどもワクチン接種の日は既に期限切れ保険証しか持っていなかったのでもしかして接種できないのでは?と心配したが、会場で保険証の提示をしても何ら問題はなかった。

いずれにせよ早いところ新しい保険証を手に入れなくては、と隣町にある保健所に行くことにした。コロナ以降、公共施設ではメールか電話での対応がほとんどとわかってはいたが、調べると電話が全然通じないとか、メールもどこにしたらいいのかなどわからなかったので、行けば何かしら分かるだろうと思い、朝の散歩の代わりに行ってみた。

保健所に着くと案の定人の気配が全くなかった。ただ中に普通に入れて、以前保険証の手続きをした窓口に職員が1人いたので話しかけてみると、ここに連絡して、とメールアドレスと電話番号が書かれた紙を渡された。愛想がないことで有名な窓口だったが、その職員は感じが悪くなかった(笑)

電話をしたところで結局、滞在許可証と保険証をスキャンしてメールで送れと言われるのがわかっていたので、指定のアドレスにすぐメールした。さて、何日で返事が来るか。最近、市役所に証明書を頼むメール等は即日か2日ほどで手続きが完了したので軽く感動したけれど、滞在許可証関連で警察にメールした時は何週間も待つこともあった。夏の今頃は夏休みモードにどこもかしこもなり始めていて仕事が遅くなることで有名なのだ。

保健所のある隣町は去年まで住んでいたところで、久々にお気に入りのコーヒー焙煎所兼バールに行ってみた。大体どこのバールもエスプレッソは1ユーロだけどここは美味しくて80セント。モカ用に豆を細かく挽いてもらう。そのまま3キロほど歩いて帰宅。途中ドイツ系スーパーでライ麦パンと野菜果物を買う。休みで家にいる事が多い今、忙しいとついつい頼りがちなパスタを減らしている。パスタは大好きなのだけど、どうしても腰回りの肉になりやすいから....夏野菜は好きな物が多いので料理もより楽しい。


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