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わが家はお菓子づくりラッシュ 3月2日(木)
春めいてくるとお菓子がつくりたくなるのだろうか?
ここのところ、家族のだれもかれもがお菓子を作っている。先頭バッターは、作るのも食べるのも大好きなパートナー。
日々のおやつも「やっぱり手作りがいいよね!」とウキウキしながら作っている。
ここ数週間のブームはマフィン。「簡単」「材料費が安い」「それなのにスペシャルな感じがする」のが理由だそう。
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おやつのマフィンは基本「ひとり1個」。もっと食べたいとせがむこどもたちに「また明日食べようね!」
しかし、食の情熱に満ち満ちた小6の娘は奇策に出た。
「自分でマフィンつくってもいい?(にっこり)」
パートナーと私「…いいよ…」
甘いものは「食べ過ぎないように」と思っているけれど「自分でつくる」ことは無条件に奨励しているわが家。その理由は「お菓子を作れると、人生がだんぜんたのしくなるから」。
エプロンをしめて猛然とマフィンをつくりはじめる娘。
「寝るのが遅くならない?」とけん制するわたしに(最近寝るのが遅くなりがち)
「生地をつくるのに30分。焼いているあいだに宿題するから大丈夫!」と隙を見せない。
そして1時間後。
「できた!味見しよーっと」
できあがったマフィンは12個。
私「これ、ひとりで食べないでみんなに分けてね」
娘「もちろん!半分くらいはわたしの管轄にするけどね」
管轄…
レシピはクックパッド。できあがりは上々!
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そしてふと気づくとこんな張り紙が…
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さておつぎはわたし。お菓子作りは苦手です。
それでもある日友人から届いた「とらやのあんペースト」をどうしても食べたくて、夕食後にクレープを焼く(わたしのレパートリーはクレープとホットケーキとおはぎ)。
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となりで末っ子が「スカスカでまずいりんご」をなんとかしておいしくしようとフライパンで焼きはじめた
さて、さいごは小3の末っ子。
マフィンを焼いた姉が、我がもの顔で多めに食べていたり配給の主導権を握っているのを見て「自分だって」とおもったようだ(そりゃそうだよね)。その翌日、お得意の「オートミールクッキー」を焼き始めた。
すでに何度も作っているので慣れてはいるが、いつもちょいちょい「材料の場所」や「材料が足りない場合はどうするか」など父親に質問しながら作っている。ちょうどバタバタしていてそれどころではない父親に「自分で全部できないなら今はつくらないで!」と言われて、しょんぼりすると思いきや、完全自力に挑戦。
材料のある場所を探し当て、足りない材料は(おそらく)代替し、オーブンの予熱もして、お見事!
本人は「レーズンいれるの忘れた~!」と残念そう。
私「なんで忘れたの?」
末っ子「うっかりしたんだよ….」
うっかり….あるよね、そういうこと。
それでもとてもおいしく焼きあがっていた。
「すごいね!」と伝えると、にっこりとうれしそう。「味見にどうぞ!」と4等分に割ったクッキーを「割れかすごと」手にのせてくれた。
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彼らのお菓子作り人生に幸あれ!
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