葉っぱのお皿 4月12日(水)
「葉っぱをお皿替わりに使えないかと思って」と友人から電話があった。フードイベントで使う容器をできれば使い捨てにしたくない。なにか工夫できないか、と考えているそう。
お皿になる葉っぱ
「いろんな葉っぱが使えますよ!」と興奮気味に話す私。この手の話題は大好物。何を隠そう、日々「ごみにならないお皿や容器」について考えているのだ。
「一番のおすすめはターメリックの葉っぱです!」
ターメリックは「うこん」。葉っぱがお皿にぴったりなので、畑に植えておくとすごく便利。
その他にもいろんなな葉っぱが使えます。
「葉っぱをお皿にする」着想は、南インドでの暮らしがきっかけ。南インドでは、バナナの葉っぱをお皿にする習慣があるのを知って、目からうろこ!日本にはバナナは見かけないけれど、よく似た芭蕉があることを知り、知人に株分けしてもらって庭に植えたら大正解!
おすすめは断然「ターメリック」
電話で葉っぱのお皿についてひとしきり喋った後、「ターメリックの葉、いいですね。使ってみたいです」と友人。ちょうど畑に行く日だったので、ついでにターメリックの種芋を掘ってお届けすることに。善はいそげ!いま植えれば初夏には葉っぱが使えるはず。
ターメリックの種芋を渡すと「おかえしになにか….あ、卵いりますか?」。
飼っている地鶏(30羽も!)と、鶏小屋、孵卵機(ふらんき)を興味津々で見せてもらう。帰りがけに手渡されたのは5つの卵。地鶏の卵は普段わたしたちが食べている卵よりずっとちいさい。
種芋が地鶏の卵に
翌日のお昼は卵かけごはんに。
シンプルかつ贅沢な卵かけごはん。朝の電話がきっかけで、葉っぱのお皿のからはじまり、ターメリックを掘ってお届け、さいごに卵をいただいて。卵かけごはん1杯に楽しい一日がぎゅっとつまっているようだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?