新聞社からPR会社に転職しました
みなさん、こんにちは。麻子です。
さて、私、転職しました。
現職での日々も恋しく名残惜しいのですが、新しい会社での生活も楽しみでワクワクしています。
現職
2022年4月にブロック紙の新聞社に入社しました。
大学時代に体育会のマネージャーをしていたことから、アマチュアスポーツのマネタイズに関わりたい!と思い、スポーツイベントのリソースをたくさん持っている新聞社を選びました。
希望通りスポーツイベントを企画する部署に配属されたのですが、実際に担当していたのは街歩き系のイベントです。
入社2年目に自分でイベントを企画し、なんとかかんとか形にすることができました。
自分が企画者となって規模の大きなイベントを作り上げられたことで、達成感が満ち溢れ、次のキャリアを考えるようになりました。
ちなみに、ブロック紙は、全国紙ほどの大変な転勤もなく、部数の減少率も少なく、なんとなく穏やかな社風のように感じていました。
その分、主催イベントの規模は全国紙にはかなわないですし、お給料も然りなので一長一短あるのかなと思います。
なぜ転職したいと思ったか
1番は、この会社でやりたいことはやりきったと感じたためです。
地域に根ざす新聞社として、読んでくれている地域の人の生活をすこしでも豊かに出来る街歩きイベントに大いな魅力を感じ、夢中でやりました。
協賛社を探したり、イベントで回るところを実際に歩いたり街の人に聞いて探したり。
お客さんがストレスを感じないような動線を考えたり、終わった後のアンケートを集計したり。
めちゃくちゃ楽しかったです。
イベント企画は天職だと思いましたし、自分に向いていることはよく分かったので、更なるキャリアアップを目指して挑戦していいのではと思いました。
2番目は古風な社風に馴染めなかったこと。
通っていた高校や大学はDXが結構浸透していたので、入社してみて「こんなこと未だにしてるんだ」と驚くことが多々ありました。
社風が古いだけで退社を決意したわけでもないのですが、ジワジワと自己肯定感が下がっていく感覚がありました。
周りの友達の会社はテレワークやフレックス制は当たり前で、会議ではパワポをプロジェクターで映すらしいということを知り、「なんでうちの会社だけ…」と思い始めてしまったからです。
転職の流れ
結論から言うと、戦略PRのエージェンシーにコンサルタントとして入社することが決まりました。
大学時代にもPR会社を志望していました。
ただし、新聞社は新卒でしか入社することができないことに加え、PR会社の面接で新聞社の内定があることを伝えた際に「メディアを経由した方が広報業務はやりやすい」と助言いただいたこともあり、結果的には選びませんでした。
確かに新聞社の中にいたことで、記者の働き方や記事の掲載の流れは分かったので、選択は間違っていなかったと思います。
新聞社に入社してからも広報業務への興味はそのままだったので、PRプランナー試験の1次・2次を受け、准PRプランナー資格を取りました。
今回の転職では大手のPR会社に絞って応募しようということに決めました(詳しい理由は後述)
広告代理店や小規模で専門性の高いPR会社も選択肢にはありましたが、自分は性格がインキャなので、、、、イケイケなところや濃密なコミュニケーションが必要なところは避けました。
こんな流れでした。
受けた数は3社、内定は1社でした。
私の転職活動は割と早く終わったパターンだと思います。その要因は
・クリエイティブにこだわった履歴書、職務経歴書
…企画書作りやクリエイティブディレクションもできる人材だとアピール
・面接を受けたい会社の業種が定まっていた
…企業分析のクオリティが高まりました。宣伝会議やPREDGEをよく読みました。
・大学時代の面接官が私を覚えていてくれた
・自分の身の丈を認識せず乱れ撃ちしなかったこと
の4つです。
また、私の場合は第二新卒ではなく中途採用を希望していました。
配属ガチャが怖かったからです。
新卒2年目くらいでの中途採用は正攻法だと難しいので、資格を持っていたり大学時代にも受けていたりといったアドバンテージがあるといいと思います。
新聞社の事業局からの転職だと、イベント制作会社が一番親和性が高く、給与水準も高いのかなと思います。
他には、私のようなPR会社、広告代理店、販促企画会社が現実的な選択肢に上がるでしょうか。
転職エージェントにマスメディアンを使うのはとてもおすすめです。
おすすめされる求人がちゃんとイイなーと思えるものばかりで、エージェントが選別して送ってくれてるんだろうなと思いました。
PR会社や広告代理店も、その時募集がある会社の求人はちゃんと網羅してあるように感じました。
全然ステマでなく、純粋に良かったです。
転職先を選んだ理由
PR会社を選んだ理由は以下の通りです。
ちなみに業務内容は大学時代の短期インターンと、PRプランナーの資格試験でなんとなく把握済みでした。
・大学時代から体育会マネージャーとして広報に携わり、新聞社時代にもイベントの広報業務に携わり、やりがいを感じていたから
・企画書作りが大好きだから
・MBTIが広報運動家(ENFP)だから
・PR会社でプランニングを経験すれば、次の転職での選択肢が多そうだから
・SATCのサマンサ、Emily in Parisのエミリーに憧れているから
ちなみに、PR会社は会社によって社風が全然違います。華やかにタレントを使ったメディアプロモーションが得意な会社や、戦略PRといってコンサル寄りのPRが得意なとこなどです。
いる人の雰囲気も全然違ったので、OpenWorkを吟味したりエージェントに聞いて、自分に合うとこを探すのがイイと思います。
さいごに
新聞社に入ることは中学生の頃からの夢だったので、それを達成できたことは自分の自信になり、人生の糧になりました。
2年間という短すぎる期間ではありましたが、夢の世界に身を置くことができました。私を採用していただいた会社の方々には感謝しかありません。
新聞は斜陽だと言われて久しいですが、社会の公器としての役割はいずれのメディアにも譲れないものだと考えています。
公器としてだけではなく、一営利企業として新聞社がこれからどのように発展していくのか、市井からその姿を眺め続けたいと思います。
新しい会社でも、地に足をつけて、絶対に舐めプをせず、勉強&実践で、頑張りたいと思います!
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