つくりながらレポ

　夜な夜なカレーを煮込んでいます。仕事も終えて、外出も終えて、夕飯も食べたので、さっさと熱いお風呂に入りたいところなのですが、最近のマイルールにより、カレーは1時間以上煮込むと決めているので、気長に待っております。明日から3日間くらい、私のご飯はカレーになります。

　ちなみに、使用しているカレーのルーは、「S&B PREMIUM FOND DE VEAU DINNER CURRY」です。4年くらい前に友人に勧められて以来、カレーのルーはこれ一択になりました。大きなスーパーには大抵売っていると思うので、皆さん是非お試しください。ビーフシチュー並みのコクがあって、さらさらとしていて飲むように食べられます。そう、飲むように食べられるんだけど、今日に限ってはちょっとドロッとしたカレーに仕上げたくって、冷蔵庫に眠っていたキャベツをみじん切りミキサーでかなり細かくして、一緒に煮込んでいます。いい感じに、ちょっと甘みが増して、重たいテクスチャーのカレーが出来上がりそう。

　なぜ私はカレーを1時間煮込むマイルールを設けたかというと、それは、肉屋の店主の指導によるものです。我が家から徒歩1分のところに、地元では結構人気のお肉屋さんがあって、私の家の食卓に上がるお肉は、ほぼほぼそこで購入されています。その肉屋でカレー用の牛肉を買おうとすると、結構な頻度で店主のおじいさんか、或いはその息子のおじさんが、奥にある調理場からトコトコやってきて、「これは1時間以上じっくり煮込むと美味しいからね！」とアドバイスしてくれます。そんなに毎回わざわざ奥から出てきて一言伝えたくなるくらい、私って肉を煮込まなそうな風貌なのかな？と思うんだけど、そういう声がけは、独り身で会社にも行っていない私のちっぽけな暮らしにとっては、とても有難くて、嬉しくて、それだけで「なんか今日は良い日だな」、なんて気持ちになります。

　カレー用のお肉の他にも、冷凍された牛スジを一袋買うときには「解凍したらしっかり湯でこぼすようにね」とか、ローストビーフ用のお肉のときは「こっち側から切るときれいに仕上がるよ」とか、店主やその息子だけじゃなくって、店員さん皆が声をかけてくれます。近頃は私の方から「今日家にいっぱい人来るんだけど何出そうかな～」なんてアドバイスを求めることもあって、「ホームパーティーか。馬刺しは？切って出すだけだし、お向かいの八百屋で生のワサビ買って、その場ですり下ろして、わさび醤油で出すと美味しいよ」なんて、全力で提案してくれる、「ざ・地元のお肉屋さん」です。私の大好きな、大切な場所のひとつです。

　久しぶりにnote書きました。変わらず日々いろんなものに、いろんな人にに生かされて、今日も楽しく過ごしています。

　はい、ここまで書いたらタイマーが鳴り始めたので、そろそろ美味しいカレーの完成です。どなたか味見しにいらしてくださいな。いつでも、だれでもウェルカム。