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バルセロナでバスケの試合を観た話(6)

さてバルサバスケ部の試合で私が最も衝撃を受けたのは応援だったと言っても過言ではありませんでした。

チャントで応援

まず、音楽は試合開始前にしか流しておらず試合中は応援団の太鼓とチャントの「サポーターの応援のみ」が会場内に鳴り響いている環境。
サッカーと同じスタイルの応援なので日本のバスケの応援しか知らないとかなりビックリします。オフェンスだろうがディフェンスだろうがどちらのフリースローだろうがチャントでひたすら自軍を鼓舞するスタイルなんですね。

これ、めちゃくちゃ楽しいです!チャントに合わせて手拍子するだけでも一体感をすごく感じます。アリーナだから綺麗に反響しますし。なんと言ってもサポーター主導での応援ってのが良いですよね。
そういえばサラッと『チャント』とか言ってますがサッカー日本代表だと「オー、バモ日本、バモ日本、バモ日本…」ってサポーターが歌って応援しているじゃないですか。あれがチャントです。リズムに乗って応援することをチャントと呼ぶのです。
もしかして日本のバスケも欧州スタイルの応援だったらブーイングが是が非か論争が無くなるのかしら…と思いましたが欧州でも勿論ブーイングは起きますし指笛を鳴らす人たちもいるのであんま関係無いのかな😅
つか人に迷惑を掛けず、下品な応援で無い限りはそれぞれ好きに応援すれば良いよね派。

ちょっと話が逸れました。閑話休題。

バルサバスケ部の応援を引っ張っているサポーター集団のDRACSは対戦相手ベンチの斜め上方になる2階席の一角で太鼓を鳴らしてチャントを歌って飛び跳ねて手を叩いて大旗を振ってと熱く熱く応援していてとても素敵でした。

なおYouTubeあたりで欧州バスケの応援動画を観るとアリーナ内にも関わらず発煙筒をバンバン焚いたりtip-offと同時に客席から大量の紙吹雪が舞っていきなり試合中断したりするようなサッカーばりの過激動画が出て来たりもしますがバルサバスケ部の応援は熱いけれどもマナーの良い応援でした。少なくとも私が観た試合はそうでしたのでご安心下さいませ?

対戦相手が近隣のチームでもアウェーのサポーターが応援に来る事はあまり無いようで実際私が観に行った試合も対戦相手のエストゥディアンテスのサポーターらしき人は見当たりませんでした。居たとしてもかなりの少数だったのかと。

応援グッズ

さて、日本では応援グッズとして応援ボードや選手の顔写真パネル、フォームフィンガー、クラップ、メガホン、サイリウム等々とあるのですが欧州バスケではどうなのかしら?と動画を観て調べてみたのですが応援グッズ的な何かを確認する事は出来ず。でも何かやりたいなぁとうずうずしてしまいつい作ってしまったのが似顔絵で制作した団扇!

実は日本でも団扇は作った事が無くてですねぇ。どんなテンションだったんだ自分(笑)。
勢いで作ったは良いけどこういう物を持ち込んで応援して良いかが分からず。
そこでバルサのホームページで観戦マナーを調べたけど載ってない。えええ。
でもまぁ作っちゃったし持って行こっ(オイコラ)。
そういえば試合中の写真や動画の撮影についてもどうなんだろ??
こういう点はBリーグはしっかり書いてあるのですごいと言えばすごい。
結果、持って行って実際に応援グッズとして使ったけど注意も没収もされ無かったので問題無し。
撮影も他の人の観戦の邪魔になるような大きなカメラや三脚立てて動画撮影をするような行為でも無い限りはOKのようです。
観戦マナー的な注意事項はアリーナ入り口の扉にポスター形式で貼ってありましたが不覚にも写真を撮り忘れてしまいまして絶賛後悔中。

そして応援について調べていたらやはり歴史の話は無視出来ないという事が分かったので次回はそんなお話を。

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バルセロナでバスケの試合を観た話(7)
https://note.com/asako_h/n/n819109afdb71
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