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バルセロナでバスケの試合を観た話(8)

今回はアイデンティティーに関わるであろうチームカラーのお話です。

青とえんじと黄色

FCバルセロナのクラブカラーは青色とえんじ色です。青とえんじはカタルーニャ語で”ブラウグラナ(blaugrana)”と言います。
FCバルセロナの愛称は「バルサ(カタルーニャ語: Barça)」、またはこのクラブカラーから「ブラウグラナ(カタルーニャ語: Blau Grana)」と呼ばれています。
バルサバスケ部のホームアリーナの名前も「パラウ"ブラウグラナ"」ですね。

クラブカラーはクラブの本拠地を置く街に関連する色(紋章の色等)を使うのが通常なのですがFCバルセロナの青とえんじ色は本拠地バルセロナとは全く関係が有りません。
これはFCバルセロナの創設者ジョアン・ガンペールが以前所属していたFCバーゼルのチームカラーを採用したからと言われていますが諸説あるようです。

ユニフォームデザイン

FCバルセロナ各競技のチームのホームユニフォームは基本的に全て同じデザインになっています。2019-20シーズンのホームユニフォームはブラウグラナの市松模様でカッコ可愛い😍
こちらはバルサバスケ部のユニフォーム。

黄色のアウェー用も素敵です😍😍😍

こちらはサッカー部のユニフォーム。

2ndユニフォームがこちら↓

2ndユニフォームはバスケとはちょっとデザインが異なりますね。というかバスケが違うのか。バスケは袖が無いからかな?

アウェーのユニフォームは黄色なのですがこれはカタルーニャの州旗、バルセロナの紋章が黄色と赤なのでそちらからの採用である事は想像に難くなく…やはり州旗のほうなのかしら。

州旗

バルセロナでバスケの試合を観た話(5) で『バルサバスケ部の熱き応援団、DRACSの皆様はアウェーの黄色を着ていて、他にも黄色を着ている方をそれなりに見かけたのでコアファンは黄色を着るのかも知れません』と書きましたが本拠地の色を使ったアウェーユニの黄色をファンが身に付けるという事は郷土愛だったり独立運動とかだったりに深く関係しているからなのでしょう。いや黄色の方が目立つからかなとかかなり安易に考えてましたがこれでようやっと腑に落ちました。
また、カンプノウでスペイン代表のユニフォームを着用して観戦してはいけないと言われている事も歴史を知ると成る程なぁと思います。

次回に続く。

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