差別心は、人に標準装備されているもの
こちらの動画が、注目されていたようで。
動かし続ける。自分を。未来を。The Future Isn't Waiting 〈NIKE〉
https://youtu.be/G02u6sN_sRc
私がこの動画を知ったのはTwitterだったんですが
批判があって炎上している、ということを知って
驚きました。
なんの違和感もないし、批判の余地を感じなかったから
なぜ?と。
批判する人たちの中には
「まるで全員が差別している、差別が蔓延していると
と言われているようで不快」
ていうようなコメントをしている人がいたようで
中には、怒り出してしまう人までいるんだそうで
え、大丈夫?と思ったのが正直なところです。
そういう人もいるんだね…と、なんだか脱力してしまった。
差別がない、少数の人にだけ起こっていること、だと
思っている人が、それだけたくさんいるということなのかも
しれないですね。
差別心、というものは
私は、人に標準装備されているものだとおもっています。
つまりそれは偏見=視点の偏り一部、ということであって
視点の偏りって、脳の機能として備わっているものですよね。
だから当然、私にもある。
平和に平等に思える場所でも、差別が生まれる構造は常にある。
大事なことは
どんな偏りを自分がもってるかをできるだけ自覚すること
そしてその偏りをどう活かすかを、考えることだとおもいます。
人と人を分断するために使ってないか?
人と人が楽しく安心して繋がれるために使えてるか?
それを、日頃からチェックしておくことが必要で。
在日がどうとか、それだけの話じゃなくて。
「あちら」と「こちら」に人をラベリングして
「あちら側は排除していい」「こちら側が正しい」
みたいな価値観自体が、すでに差別構造になってる。
だから、このCMみたいに
自分の中にある差別心を改めて自覚できる機会を
作ってくれるのは、ほんとありがたいと思います。
クリエイターの方々、出演された方々に、敬意を。
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