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一期一会、と偉人たち

「一期一会」
座右の銘にしている言葉。

17歳で茶道を習い始めて、お軸で知った言葉であり、
当時、好きなアーティストがよく使っていた言葉。


誕生日が自分と同じ有名人て、ちょっと意識したりしませんか?

先日、ご縁があって手元にやってきた『偉人の誕生日366名言集〜人生が豊かになる一日一言〜』(久恒啓一・編著)

自分の誕生日を調べたら、「井伊直弼」で、「一期一会」とありました。
(1815年生まれ)

井伊直弼=一期一会
歴史があまり得意ではないので、今ひとつピント来ませんでした。

「一期一会」とは、「人との出会いや物事を行う機会は生涯で一度きりであり二度と同じ機会は訪れない、だから一度きりの機会を大切にせよ」という意味で用いられることわざである。もともとは 千利休が茶道の心得を説いた言葉として知られる。

茶道における「一期一会」は、茶席に臨むにあたり、同じ機会は二度とないということを肝に銘じて誠心誠意を尽くすべし、という心得を説く言葉である。千利休の弟子が「山上宗二記」という書物の中で利休の言葉として伝えている。

「山上宗二記」に記された千利休の言葉は「一期一会」という四字熟語の形ではない。後年、江戸の大老・井伊直弼が「一期一会」の形に整えた、と伝えられる。

実用日本語表現辞典

井伊直弼は悪役のイメージがあります。
でも、教養人で頭が良く、「尋常な人物」ではなかったと。

世に埋もれている時期も、その幕府の要職をつとめる時も、「人は上なるも下なるも楽しむ心が無くては一日も世を渡ることがは難しい」という心持ちで過ごしたのである。

「一生に一度」の決意でものごとに当たる心構えの井伊直弼は暗殺でたおれることはもとより覚悟の上であった。

「一期一会」は厳しい言葉であると改めて思う。

『偉人の誕生日366名言集〜人生が豊かになる一日一言〜』

「一生に一度」と思って、本気で生きてますか?

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