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海外に行けないなら国内留学という選択も(軽井沢で親子ワーケーション)

年末年始バタバタしていたら、結局去年実施したワーケーションの記録を撮りためてしまいました…ということで、今回は昨年7月末に実施した軽井沢の親子ワーケーションについて。

以前の記事にも書いた通り、実は長野県への教育移住を計画している(実現するかどうかはあれど)こともあり、教育移住したからと言って仕事ができる環境にあるのか、実際生活は不自由ではないかというところがずっと気になっていました。

なので、6月に続き2か月連続で(連続になったのはたまたま)、今度は家族で軽井沢に行くことになりました。

まだまだ親子ワーケーションができる環境が少ない中で、「親子ワーケーション」というパッケージを使わず、自分で手配してみたパターンはいろいろな学びも多かったです。ということで、今回はそんな経験のお話を。

英語を学び始めた息子に、もう少し英語を使う機会を与えてみたかった

幼稚園に入ってから少しずつ英語に触れる機会を作ってきてはいるものの、1時間程度で、しかも毎日やっているわけではない、ではさすがに身に着けるスピードが遅い。なので、親子そろって海外の語学留学をしたいな、とずっと思っていたところのコロナ禍。さすがに海外に行くリスクもあるし(そもそも会社の規定で不要不急の海外渡航を自粛するように言われている)、個人の都合だけではふらりと海外に行けないよなぁと思ってほかの手段を考えつつ、近所のスクールとかを検討していました。

そんな時、日本在住の海外の方が、日本国内でホームステイができる体験をしている、というサービスを見つけ、「これは面白そうだなあ」と思っていたのですが、やっぱりコロナ禍での見知らぬ人との接触は不安なこともあり、結局躊躇。そうこうしているうちにしばらくそんな気持ちも忘れていたのですが…

このコロナ禍でサマースクールをやる、しかもインターナショナルスクールで、しかも軽井沢ならではの野外活動もついている、しかも未就学児(幼稚園児相当)でも参加できる!という願ったりかなったりの機会を偶然発見。一度決めたら躊躇せず突き進むので(笑)、あっという間に予定を抑え、仕事の調整をし、無事に参加することができました。(帰着した直後に緊急事態宣言が発令されたので、本当にタイミングよく参加できてよかったです…)

スケジュールはこんな感じ

サマースクールのスケジュールが月曜~金曜の5日間だったので、日曜午後に軽井沢にIN/土曜日夕方に軽井沢OUTしました。(都合6泊7日の親子ワーケーション)
移動手段はレンタカーで。ソロワーケーションの軽井沢は何とかなったけど、やっぱり家族での軽井沢は車がないと厳しい…

ホテルは、中軽井沢のコワーキングスペース付のホテルに宿泊。ご存知の通り、軽井沢のホテルに6泊7日もしようものなら、海外旅行に行けるよ!という金額のところばかりなので…今回はできるだけ自炊をし(もともとは移住を見越したワーケーションでもあるので)、普段と変わらない暮らしができるようなホテルを選びました。(洗濯機や簡易キッチン付き、お部屋は二間あったので、深夜早朝でももう一間で仕事できたし、コワーキングスペースでも仕事できたのがかなり良かった)

日曜日到着後は、真っ先にご当地スーパーのツルヤへ行き、食材の調達を。

実際1週間自炊ができたのは本当に良くて(お米と炊飯用圧力鍋だけ自宅から持参)。毎日モーニングの時間を気にしながら移動するのは大変だし&ワーケーションとなるとゆっくり食べる時間もない。なので、家と同じように調理してごはんを食べられたのは身体への負担も少なくてとても良かったです。(毎日ホテル朝食って、結構胃腸の負担にもなりますよね‥)

そんな感じで、平日7時頃起床、簡易キッチンで作った食事を済ませたら、車で10分ほどのインターナショナルスクールへ。
そこから、8時半~14時まで子どもをサマーキャンプに預け、大人は仕事。14時にまたピックアップし、ホテルに連れて帰ってくる、という流れ。
その後は仕事したり、子どもの面倒を見たり‥を交互にやるつもりだったけど、
実際のところは、私は午前中仕事/午後はお休み、夫はほぼ1日仕事していた、という感じ。(ここが喧嘩の種にもなった苦笑)

できれば夕方まで保育あったほうがよかったなと思ったし、やっぱり保育がないとしっかりとした"ワーケーション"は難しい。
でも、普段の生活でも、朝の1時間ちょっとと、夕方の3時間くらいしか一緒にいてあげられないのに、旅先でもそれだとやっぱりかわいそうな気も。

なので、滞在中は、14時にお迎えした後、一緒に今日の出来事を話し、そのまま少しお昼寝して、夕方は公園に行ったり散歩に行ったりと、少しいつもより長めのママタイムを取るようにしていました。
(と言いつつも、下期予算計画の期間とドンピシャで重なった関係で、横に子どもを置きながら会議した日も)

6泊7日の食事事情

せっかく土地に来たから、その土地の美味しいものは食べたいという想いもありつつ(もともとが食いしん坊)、やっぱり軽井沢で毎食外食というわけにはいかず(費用面としても、身体の負担にしても)、半分は自炊、半分は外食というようなバランスでした。

前述通り、朝は全て簡易キッチンでの自炊。
昼は子どもはキャンプで提供されるお弁当を食べ、大人はその時々で、朝ご飯の残りを食べたり、ツルヤでお弁当やお惣菜を買うこともあれば、ハルニレテラスで夫婦水入らずランチすることも。
夜は土地の美味しいもの巡りをしようと、いろんなお店に足を運びました。(時短営業のお店がほとんどで、ちょっと出遅れるともうLOみたいなところが多くて焦りました。夜遅くまで開いていればちょっと観光して遅めの夕飯、ができるけど、子どもが一緒だとそうもいかないし。)

ちなみに、なんやかんやでほぼ毎日ツルヤには足を運んでおり、お土産を少しずつ買ったり、食材を調達したり、自宅近所のスーパーとの違いを子どもと見つけたり、なども。そういえばワーケーションすると必ず地元のスーパーに寄るんですが、これも無意識に地元に馴染みたいという意識が働いているのかも。

サマースクールの様子

感染防止のため、親は玄関で必要な荷物を渡したら、そこでGoodbyeするパターン、ピックアップもその逆だったので、中の様子はあまり伺えず。
とはいえ、最初から、先生もALL English(あたりまえなのだけど)。久しぶりに英語を話す私も少しワタワタしましたが苦笑、何とか朝のご挨拶や帰りの時の今日の様子をうかがうことができました。

他に10名ほどの参加者がおり、男女比も半分ずつくらい。英語を話せる子がほとんどで(親御さんも英語ペラペラ)、そうじゃない方(=我が家)が圧倒的に少なく、うーん大丈夫かしらと思っていたけれど。(はじめて親元を離れてずっと泣いている子もいたり)

我が子どもにとっては初めての土地で、お友達みんな初めましての人だったけど、実際はガンガン日本語で話していた様子…苦笑
英語はどうやって理解しているのか先生に聞いたところ、先生の言っていることが何となくわかったり(ジェスチャーもあるし)、他の参加者から通訳してもらっていたとのこと。

アクティビティは室内で絵本を読んだり、お絵かきしたり、外で野菜収穫をしたり、水遊びをしたり、アスレチックで遊んだり、お外でランチ食べたり、と施設内だけでいろんな活動を毎日していた様子。(お天気も1日だけ雨だったけど、後はいい天気だったので、恵まれました!)

私も小学生の頃、一人でホームステイした(=英語漬けになった)ことで、少しずつ英語に対する不安がなくなったので、子どもも1週間英語漬けにすると何か変わるかなと思ったけど、やはりそこは各自の個性。やっぱりこの短期間ではなかなか難しいところもあるよなぁとは。ただ、英語に拒否反応が出なかったことは大きな収穫だったので、引き続き似たような機会があれば参加させてみようという自信にもつながりました。

バケーション部分はというと

せっかく軽井沢に来たし(子どもは初めての軽井沢だし)、観光も、ということで以下のところへ行きました。

旧軽井沢、軽井沢アウトレット、ハルニレテラス、発地市場、いろんなパン屋さん巡り、教育移住目当ての学校付近、TBSせっかくグルメで紹介されたグルメほぼ制覇(笑)、最後土曜日は軽井沢おもちゃ王国へ。

行ったタイミングは首都圏より5度以上涼しく!、かなり快適に過ごせていました…さすが避暑地(お天気は午前晴れ→夕方雨パターンが多かったけど)。やっぱり夏の軽井沢がいい、と言われる理由がかなりよくわかりました。(冬は逆にとても寒そうですが!)

まとめ

親子ワーケーションには保育が必ず必要。これはいつも思うことなのですが、今回の軽井沢の親子ワーケーションをきっかけに、頑張れば自力でもワーケーションコーディネートできるという自信にもなりました。

また、子どもには行った先でしか出来ない体験を、ということを大事に行先を選んでいますが、まさに今回はプチ留学のような体験と、軽井沢ならではの自然に触れることができたので、親子共の満足度がとても高かったです(未だにまた軽井沢行きたいとよく言ってます)。

今年の夏はまた行くかどうかはちょっと迷い中ですが(何より英語力をもうちょっと上げてから参加させたい)、チャンスがあればまたお世話になろうと思います。

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