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ノルウェーのテロ映画化、現地での反応と議論

2011年7月22日

「シューエ・アンドレ・ユーリ」

「7月22日」という言葉は、ノルウェーの人々にとって、重い意味を持つ。


アンネシュ・ベーリング・ブレイビクによって、77人の命が奪われたノルウェーでのテロ事件が、映画化された。

初のお披露目となったのは、19日のベルリン国際映画祭。ノルウェーでは大きな注目を浴びていた。

映画を一足先に見た、ノルウェーのジャーナリストや映画評論家たちは、どう評価したのだろうか。

(冒頭写真は、ウトヤ島。筆者は事件後、島を2度訪れた)

Photo&Text: Asaki Abumi

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