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分かり始めた投資のコツ~お金のはなし⑯~

このnoteは投資完全初心者の朝活ナースが、自らの貯金を用い資産増加を図る悪戦苦闘日記なのである。前回noteでは過去最大の保有銘柄入れ替えを実施したのであった。果たしてこの見直しは上手くいくのだろうか。そして今週はどのような一週間だったのだろうか。振り返っていきたい。

2021年6月11日現在の投資結果公開

それでは今日も今日とて結論からお伝えする。
こちらが購入銘柄の一覧と現在の評価損益、そして前回6月4日との比較である。

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まとめると、
①エディタス・メディシン(EDIT)を売却し、保有銘柄を3つに絞り込み
②保有3銘柄はすべて前週から良化
③上記二つにより取得額に対する利回りは-5.41%まで良化
ようやくプラ転が見えてきた。

続いてこれまでの推移は以下グラフの通りだ。
・5月7日以降、保有銘柄に対する利回り(緑色)は一貫して改善傾向
・EDIT売却により取得額(オレンジ色)・評価額(青色)ともに減少
・EDIT売却により投資余力については再投資せず次週以降に持ち越し

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保有銘柄の入れ替えについて

エディタス・メディシン(EDIT)の売却
取得額60,530円に対して40,664円で売却し、実現損19,865円。
率にして‐33%であった。お金のはなし②で取り上げた通り、この銘柄の選定理由はゲノム編集技術を利用した創薬企業であったからだ。当時もっとも高い金額を保有していた日本企業のモダリスと合わせて、米国企業のEDITを購入した。どちらも購入後は大きく株価が下落し、結果として売却することになった。バイオ系ベンチャーに投資をするタイミングの難しさを学んだ実に良い経験となった。

個別銘柄について

①ユーグレナについて
購入後、株価は一貫して上昇し、利回りは7%超を記録している。前回取り上げたバイオジェット燃料での初フライトや、CFOのテレビ出演等好材料が多いことが影響していると推察している。SDGsの観点からも注目度が高く世の中の状況を踏まえながら買い増し含め検討したい。

②パランティア・テクノロジーズについて
前回決算以降、非常に好調な株価推移が続いていたが今週は上値が重い展開となった。25$の壁が厚い。朝ナーの損益分岐点の27.28$にあと少しのようで非常に遠い。好材料がないと難しいか。

③ファイザーについて
6月10日、『バイデン政権がファイザー製ワクチン5億回分を購入し、低所得国を中心に寄付する方針』という記事が出た。ファイザーは非営利価格でワクチンを提供するとのことだが、企業ブランドや次年度以降の接種についてはポジティブな要素となるであろう。
これを受けて株価は大きく上昇すると思ったが、微増に留まった。市場は織り込み済みということであろうか、、、?このあたりの解釈はまだ難易度が高く、もう少し経験が必要だ。

分かり始めた投資のコツ

投資を本格的に開始してから半年以上が経過し、トータルの損は依然として大きいが保有銘柄に対する利回りは着実に改善してきた。ここで、私なりに感じている勘所を記載したい。

〈朝ナー的勘所〉
①全株式共通:
決算が良かったら持ち続けてOK。上昇トレンドが継続するため、目先の値動きに一喜一憂する必要性少ない。買い増しも検討。
②グロース株:
経営見通しの確度が低いため、決算結果が悪かった場合は損切りを早くする。心理的に損切りは辛いので、何かしらの自分基準を設ける。

最後に

今週で一通り損切りフェーズを終えたと思う。勘所も掴んできた。
初心者の感覚は捨てて、今後は利益確保のフェーズに移っていきたい。
おしまい。(続く)

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