わらしべ物語♯4”飛躍”
前回は交換2回目で5色ボールペンが消毒液になりました。家に近づくには、より大きなものを目指していきたいところ…
誰か、いらないものを沢山持っていそうな人物…
一人思いつく方が!!*゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚*
その面白そうなものを沢山持ってる人。
それは、自分が以前1年以上働いていた”ストライプヌードルズ”というラーメン屋の店長柴田さんだ。
柴田さんは好奇心旺盛で、過去にプロスケートボーダーやプロボクサーを目指していた。
従業員同士でボクシングのガチ試合をさせる鬼畜店長の一面もあり、私が従業員格闘技に出場した時は6キロの減量を強要された。
毎日野菜とランニングの日々が懐かしい…
↑従業員格闘技の様子。(左が6キロの減量をパスした自分、右下がセコンドの店長。)
そんな柴田店長ならきっと面白いものと交換してくれるに違いない!!
と目測を立てて意気揚々とバイト先へ向かった。
しばらく車を走らせるとバイト先が見えてきた。ん?なにか違和感を感じる…
えっ?ギャグ?何があった??となった。
看板が朝倉未来にローキックくらったみたいに大破していた。その日の朝方、時速200キロで車が突っ込んだそうだ。
この看板は半年ほど前、店長が大金をはたいて設置したもので、綺麗な看板である。見た目も立派でいわば店の顔。
うわ…店長さぞかしへこんでいるに違いない。
Σ(゚Д゚ノ)ノ
と思った矢先、お店の中から店長が「アハハ、やばいよねー」と野次馬くらいのテンションで出てきた。
看板はこんなに凹んでいるのに、店長が全く凹んでない…さすが数々の修羅場を潜り抜けてきた男だ”面構えが違う。
店長が元気だったので、さっそくボールペン物語を説明して、消毒液と何かを交換していただくことになった。
好奇心旺盛な店長がいろいろなものであふれた控室に「なんかいいのあったかなぁ~」と入っていく。
店長が控室をゴソゴソしている間、トイザらスでおもちゃを選ぶ子どものようにワクワクした。
そして「これなんてどう?」と持ってきたのは
新品のIHヒーター!!実用性マックス!!保温・加熱・1度単位での調整ができる高機能なやつである。安くても1万円はくだらない代物!交換3回目にして進化しすぎである。ヒトカゲがリザードンになった感覚。
家ゲットへの大きな一歩である。店長…好きっ♡
また自分の挑戦をすごく応援してくれた。「みんなの想いも背負って絶対に家にしてやる!」と大破した看板の前で誓った(*´-`)
次回の投稿は明日1月23日!!カステラ効果でこれを上回る交換が!!
震えて待ちやがれ ウソ━━Σ(-`Д´-;)━
【↓↓第5話はここから↓↓】
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