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はじめまして。小方と申します。
中国で、金型製造&プラスチック成形の小さな工場を経営しています。

経験ゼロの業種、中国語もゼロの状態で、先代である父から承継した工場。
目の前の問題を、クリアすることだけしかできなかった、約10年。
漠然とした思いを抱えながら、今まで1歩1歩進んできました。

この「漠然とした思い」を声に出して言うこと。
製造業の基幹産業として、しっかり自分の足で立って歩くために、そして同じ思いをもつ人とつながって、もっと大きなパワーを生むために。
中国から、noteで発信していきたいと思います。



◆ 自己紹介

出身:神奈川県川崎市生まれ
居住:中国浙江省杭州市
職歴:アジア専門旅行卸業(5年)→ システム開発エンジニア(10年)→
   金型製造業(14年) ※重複あり
趣味:8歳から始めた、料理とお菓子づくり
   人と飛行機を観察すること

◆ このnoteで伝えたいこと。

金型製造業という、メジャーじゃない産業を、食事と同じぐらい身近に感じてもらえるような存在にしたい。小規模(零細)企業でも、”製造業やってます”と声を大にして言える社会にしたい。

金型製造業…金型屋を、中国・浙江省杭州市で、父である先代から承継。
業界経験ゼロ・中国語ゼロから、14年目を迎えました。

中国で、小規模工場を30年続けている、稀な存在として、小規模事業者の目線で、①金型製造業の今 ②中国中小企業のリアル ③中国生活 などを発信していきたいと思っています。

※大手コンサル・メディア等が分析・発表する、専門性の高い情報ではなく、あくまで小方個人の肌感で発信しますので、ご了承くださいね。

◆ 金型って何? が、なくなる未来。

「お父さんの職業は?」
小さいころ、学校でよく聞かれること。
「家で金型を作ってます」
「何それ~?」 
………子供のストレートな言葉は、時に、次の言葉を奪います。

父の職業を恥ずかしいと思ったことはなく、
家の隣の工場で働く父の姿が大好きで、父のイメージは作業服。
それでも、どんな仕事をしているのかを説明することは難しかったのを覚えています。

そして今。
「御社は何ができるの?」
経験は語れるけれど、言葉で、会社案内で、誰にでもわかるように、しっかり発信できる小規模事業者が、果たしてどれだけあるだろう…。

そんなモヤモヤと、伝えることの大切さを日々感じています。

神奈川県川崎市で先代が経営していた工場は、地元ではそれなりに知られた存在でした。
そして今、中国・浙江省杭州市の地元では、それなりに知られている存在です。

地元(ローカル)から、”それなり”を”あるのが当たり前”にするために。
製造業(グローバル産業)にとって、”なくてはならない”存在になるために。

未来の子供たちにとって、「金型」がメジャーな存在になることを目指しています!

2024年02月12日

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