世界の湖 2
Lake Bakalar (Mexico)
湖畔は、ホテルやらレストランやらのリゾートでギッシリ占有されている。
一般人は湖へ近づくことはおろか、眺めを楽しむことすらできない。
わずかな隙間からズームで撮影したり、一部例外的に一般立ち入りできるところもある。
Lake Titicaca (Bolivia - Peru)
ボリビアとペルーの国境をまたぐ古代湖。
湖面標高3812m。
面積は琵琶湖の12倍。
チチカカと発音するのはおそらく日本人だけで、正しい発音はティティカカ。
Lake Argentino (Argentina)
世界最大級の氷河がここに流れ込む。
氷河湖の上では雲もエメラルド色に。
エメラルド色の雲が見えてくると、その下に湖があるというのがわかる。
Lake Tekapo (New Zealand)
無数の氷河湖がシワのように寄せ集まるニュージーランド南島。
Lake Pukaki (New Zealand)
Dead Sea (Jordan - Israel)
アフリカ大陸を東西に引き裂くグレートリフトバレーの北端。
白亜紀までは外洋とつながっていたが、海底隆起によって閉ざされた海となった。
降雨量はごくわずかのきわめて乾燥した砂漠気候、流入する河川はヨルダン川のみ。
流入量より蒸発量が上回るため、年々湖面が低下して世界一の低地となった。
今なお湖面は低下しており、特に近年はヨルダン川の灌漑の影響で10年で10m以上のペースで低下し、現在の湖面標高は-430m。
面積も縮小しており、この60年で40%減。
現在は琵琶湖より小さい。
塩分濃度は海水の10倍、水量減少すればさらに濃化していくのだろう。
一部の菌類を除いて生物は存在しない。
岸が白くなっているのは、塩の結晶。
対岸はイスラエル。
Lake Khuvsgul (Mongolia)
面積は琵琶湖の4.1倍。
アジアでも有数の貯水量、モンゴルの淡水の70%がここにある。
湖面標高1645m。
すぐ北東には、かのバイカル湖がある。
フブスグル湖は、バイカル湖に次ぐ世界2位の透明度を誇る古代湖。
バイカル湖と同様、そのまま飲める水質。
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