日記44 パ・リーグの打撃

 今季、NPBパシフィック・リーグの打低が言われているけれども、管見の限りでは、もとよりパ・リーグの打撃成績は特に高くなかった。少なくとも、この15年程度はその傾向が続いていたはずだ。個人的に規定到達者の成績を収集してみたら、RC27、OPS基準で見ると、数名のトップ選手を除けば、むしろあまり目立った数字が出ていなかった。柳田悠岐、中村剛也、吉田正尚あたりはさすがの数字を叩き出していた記憶はあるが、それ以外の選手はそうでもない。ミチェル・アブレイユが最上位に来ていたことがあった気がするので、なかなか低い。
 ともかく、パ・リーグの打者成績が振るわないのはここ2、3年の傾向でなく、もっと前からのものだということだけ表明しておく。

(2023.9.20)

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