【「何にも染めない」子育て】私が意識している2つのこと
「何も期待しない」その真意
子供を何にも染めずに育て続ける方法と題しまして、私の見解を述べてみたいと思います。
精神的な面を育む上で私が気をつけていることは、大きく5つあります。
しかし私は、教育の専門家でも何でもないので、この見解は正解でも根拠があるわけでもないということはご了承ください。
では、私が子供と接する上で気をつけていることの1つ目。
それは何にも期待しないこと。
唯一期待していることは、健康であってほしいということです。
なので、体力をつけるとか、強い身体になるための習い事とかを考えています。
例えば、水泳は小さい頃にやっておくと心肺機能が鍛えられるので、風邪をひきにくく、免疫力の高い身体を作っていくことに繋がります。
決して水泳のプロになってほしいとか、水泳が得意になってほしいとか、そういう期待は一切していませんが、習わせたいと思って申し込みました。
とても人気の習い事なので順番待ちをしているのですが、ようやく7月くらいから通い始められそうです。
あと、1月から通っている保育園は、体力がつきそうなカリキュラムに特化しています。
こちらも、スポーツ選手になってほしいという期待は一切ないのですが、小さいうちに元気な身体を作り上げたいということで選びました。
世間の話を聞いていると、しっかり勉強を習得させて、有名大学に行かせて、国家官僚にしたりとか大企業に進ませたりしますよね。
親が運動系の方々なら、子供も同じように育って欲しいとか、親が事業をされていたらその後継者に育ってほしいとか。
でも、そういう意向が子供を染めるのかなと思います。
だから、取捨選択するときの根底に、自分の意思を入れないように私はしています。
もちろん、子供が得意なことを見つけて、そこで秀でていって、将来活躍する人になってくれたらいいなという個人的な希望はありますよ。
だから、自分が興味を持ったことが見つかったならば、そこに向かって全力疾走できる身体と体力、健康的な思考があればいいなと思います。
それを作るお手伝いなら私でもできるのではないでしょうか。
TVを持っていない・見せる媒体を選ぶ基準
2つ目は、家にテレビがないこと。
そして一般的なアニメを見せていないことです。
私はかれこれ20年くらいテレビを持っていません。
テレビというのは、知らず知らずのうちに人間の思考を染めているなと感じています。
テレビのコマーシャルは全て洗脳なんですよ。
洗脳と聞くと怖いと感じるかもしれませんが、洗脳は一般的に、随所に差し込まれています。
テレビコマーシャルは、1回はとても短いですが、それを繰り返し見せることで、だんだん、これが必要なんだ!これはいいものなんだ!と、無意識に刷り込んでいくようになっているんです。
インターネットのLPも、人間の心理に染み渡るような構成で作られています。
心理学に基づいて広告は作られているんです。
NHK以外、私達が無料でテレビを見られるのは、様々な企業さんがスポンサーとなり、番組を作るのにお金を払ってくれているからです。
ではなぜ、企業さんがスポンサーとしてお金を出すのかというと、自分のところの商品を売りたいからじゃないですか。
だから、テレビというのは全て洗脳による広告で成り立っている媒体だと思っています。
私は心理療法であるNLPとか、ヒプノセラピーを習得する中で、世の中がどれだけ洗脳に溢れているかということを痛感しました。
私は元々テレビを持っていなかったので、息子もテレビを見ません。
よって、コマーシャル的な洗脳の刷り込みはないのかなと思います。
あと、一般的に人気なアニメを見せていません。
例えば、アンパンマンやクレヨンしんちゃんです。
テレビを持っていたら自然に子供が見たがる番組を一切見ていないんですよ。
見せないようにしているわけではなく、単純にテレビがないから見ないだけです。
多分、アンパンマンを映像で見たことは一度もないですよ。
長く愛されているアニメはとても素晴らしい面々があると思うのですが、こういうのもすり込みになっていくと思います。
アンパンマンというヒーローがいて、自分の顔を食べさせながら悪者をやっつける。
バイキンマンは常に悪いことをするやつで、みんなから嫌われている。
そしてアンパンマンは人気者になっていく。
アンパンマンが一番かっこいい。
アンパンマンになるべきだ。
これも刷り込みにつながっていくのではないでしょうか。
何にも染まらないというのは非常に難しいことで、いい染まり方をすれば問題ないのですが、物語全体から、その子がどの部分をどう受け取るかは、その子次第です。
あと、これは私の思い込みに過ぎないかもしれませんが、一般的なテレビで放送されるものというのは、スポンサーの意向で書き換えられてしまうというのを耳にしたことがあります。
例えば、主人公が原作では男性であるのに女性に置き換わったり、プロダクションの意向で、うちの子のタレントを出したいから原作と変更させたり、そういったことがあるそうなんです。
なので、TVアニメ化された場合に原作と異なる部分がある。
そしてそれがスポンサーの意図による操作なのであれば、あまりそういうものに触れさせたくはないと個人的に思います。
これは、今この話をしながら思いついたことであって、実際はテレビを持っていないから一般的なアニメを見せていないに過ぎません。
でも、これも一理あるなと、自分で言いながら思いました。
あと、YouTubeもほとんど見せません。
素晴らしい内容のものがたくさんありますが、中には、素人が再生数稼ぎで特に中身のないものを載せている場合がたくさんあります。
よく子供のおもちゃにアテレコでセリフとかをつけている、何か意図がよくわからない動画が出回っています。
再生回数が多いので、放っておくとそういうものに流れてしまいます。
これまで、お客様のセッションでトラウマリリースなどをしてきた私としては、それを作る人の思考や意識が、動画を介して入ってくると思っています。
だから、より意識レベルの高いものに触れさせたいなと思います。
しかし例外がありまして、今、数字を1から100まで言う練習をしているのですが、そういう教材が割としてはYouTubeが非常に助かりますね。
教育系のYouTubeは、役立つなと思ったら何度もリピートされるじゃないですか。
だから、作る側の意図として、役立つと思われたいと思いながら作ると思うんです。
その結果しっかり学習される内容になっているのかなと思います。
でも、前述した再生数稼ぎのYouTubeは、子供が面白いと感じたら再生回数をとれるじゃないですか。
だから、中身のクオリティやストーリー性などよりも、子供が楽しめる内容が評価されると思います。
子供が楽しんでくれたらいいという考え方もあるとは思いますが、どうせなら、再生数稼ぎのために作られているものを楽しむ思考ではなく、原作近いもの、クオリティで楽しさを見いだせるものがいいと私は思います。
ちなみに私は、YouTubeにお金を払って、広告が表示されないようにしています。
YouTubeの広告こそ質が悪いと私は考えています。
YouTubeの広告を作っている方には大変失礼な話かもしれませんが、子供に見せたくないものが入り交じるじゃないですか。
特にコンプレックス商材の動画。
先に述べた通り、広告という類は洗脳していくものですので、広告を見ている暇があったら、少しでも実のあるものを見せたいので、お金を払ってでも広告は削除しています。
では何を見せているのかというと、Amazon Primeやディズニープラス、ネットフリックスといったものです。
これらにはクオリティが高いものが多いと思います。
例えば、機関車トーマス。
ものすごく映像が美しいです。
あと、おさるのジョージもストーリー性が本当に美しいです。
ディズニープラスは音が素晴らしいし、色使いのクオリティも半端なく素晴らしいですよね。
しっかりお金かけて作られているなと思いますので、個人がお金をかけずに作り上げるYouTubeの作品とは雲泥の差で、細胞レベルでいいものが染み渡るような感覚がします。
以上、2つのこだわりのお話をしましたが、いかがだったでしょうか?
残りの3つのお話を続けると長くなりそうなので、また別の機会に繋げていきたいと思います。