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ときめく物と暮らすコツ

先日、こんまり®流片付けコンサルタントさんのオンラインレッスンを受けてみました。お恥ずかしながらあんだけ売れてる本だけど読んだことはありません(買ったのが今日届く)。しかし、〝こんまり流〟「ときめき」で物の取捨選択をする、は今となっては誰しも一度は耳にしたことがあると思います。

以前Facebookに書きましたが、私はなぜか強制的に2年ごとに引越すはめになる人生。そこで毎度、強制断捨離もセットでそれはやってきます。その理由は様々で、「以前より狭い家になるから」とか「職場兼自宅にするから生活感なくすため」とかなんとか、とにかくなぜか毎回、大幅に捨てて参りました。

人がものを捨てられない・家が片付かない理由はたったの2つだそうです。
①過去への執着
②未来への不安

私の場合、2年おきの引っ越しでけっこう物は捨てさせられてきたので①はさほどない。なんなら今回の引越しで、ほんっとに収納スペースがなくていよいよ卒業アルバム系の処分にまで手を出した。卒アルってなんであんなゴツくて重たいの。もう同窓会も誘われないし(爆)、どうしても見たけりゃ各同窓生の誰かに見せてもらえばいいか、って。そーするとあと私の過去の産物とやらは幼少期のアルバムだけだ。あれは、母が一生懸命作ってくれたことを思うと、愛着があるし、これは見ればまだ「ときめく」ので①の該当とはならないであろう。

と、話が逸れて長くなるいつものパターンなのでここで本題。

5年前までやってた恵比寿時代のサロンから使ってた、それはそれはお気に入りのこの家具。なんてゆーの?ドレッサー?デスク?コンソールテーブル?なんかこの家具の正式名称がわからんが、これ、すごい好きだったんですよ。

今回のお引越しにももちろん迷いなく搬入。
特に違和感なく、寝室に置いてたんだが・・・

片付けコンサルタントの人に
「今、もっともれいかさんがときめく物を1つ例に挙げて、私にその物の魅力を説明してください」
と言われ、手に取ったのは、

「ホットクック」

これの良さは今度じっくり語りたいほど、今、超絶これを溺愛しておりまして。私、〝自称〟ですが、けっこう料理は上手なんです。過去にも手料理食べさせた人達、みーんなに、「ほんっとに料理上手だね!」と大絶賛されてきた。(全員がお世辞ってことはないだろう・・・たぶん)
というだけあり、料理は問題なくできるんですよ。

けど、「好きじゃない!」

料理はデキるからやってるだけで、料理をすること自体は、まったくもって、好きじゃない。むしろ、嫌い、したくない!

けど、変な食材、変な調理法、で変なもん食べたくないじゃん。なので、一番信頼できる手料理をすることは避けられない。

けどさぁ、料理って、ほんっとーーーーに
「時間」が多大に奪われるわけですよ。食材を選ぶ、買う、料理する、食べる、後片付け、ゴミ捨て、

これが年がら年中。
どんだけ自分の時間を取られるんだ!!

もはやスーパーには行かないけど。最近はすべてらでぃっしゅぼーやとAmazonフレッシュ。(宅配系)

そんな私が、今もっとも優先したいのは
〝時間〟

時間の捻出をいかにするか。
無駄なこと、意味のうすいことにいかに時間を割かないようにするか。

母親になり、ほんとうに時間がますます足りなくなった。
ならその分をどこかで捻出しなければならない。。

で!!!
引越しを機に、買ってみたわけ。
『ホットクック』

けっこうなお値段するからそりゃー躊躇したよ。だって料理できるのにさ、本当に、要る??
(あ、ホットクックってのは、具材入れるだけ、スイッチポンで調理してくれる家電)

けど、これは間違いなかった。
大当たりな選択だった・・・!!!

ホットクック、まじで私の時間を捻出してくれる!
そして、何を作っても、超、美味しい!!
本当に、出会えてよかった!

というわけで、2台、買った!!!
もう一台、欲しいとさえ考えてる!!

と、片付けコンサルタントさんに熱弁したわけですよ。
そしたら、

「はい!それ!れいかさんのホットクックに対するトキメキ、完璧ですね!
お家のものを、それと同等のトキメキを感じるものだけにしてください」

と言われました。
え、えぇーーーー!!!!

このホットクックレベルでときめくものしか、家に置いちゃいけなかったのー!?!?

目からウロコなこんまり®メソッド。
今更ながらの、こんまり®メソッド。
今まで知らずに、ごめんなさい。。。

というわけで(片付けメソッドは他にも色々コツはあるのだが)。

ふと、

この机が目に。
これ、今は息子の絵本入れ、オモチャ置きにしていた。
が、それがミスマッチすぎて、ぜんっぜん調和してない。
机も、息子のオモチャたちも、両方、まったくときめいて、ない!!

とたんに違和感。

んでね、
寝室が狭すぎて、ベッド置いてなかったんですよ。今は低反発マットレスだだっぴろげの万年寝床。今後、どーしよっかな~、3つ折りのマットレスにして日中は畳んで立てとこっかなー、なんて考えてたんです。

が、

「この机、要らんくね?」

とふと思う。
これで勉強するわけでもなく、ドレッサーとしてお化粧台にするわけでもなく。今後、何に使うん??

自問自答。
置いていた理由は、

ただの惰性。
前からあったから、そのまま連れて来た、だけ。

今の家、今の生活にはトゥーマッチ。
もし、またこんなのが必要になれば、その時また買えばいっか!と思った。

片付けコンサルタントの言葉を思い出す。
「大切なのは手に入れた時や物を頂いた時の、『私の元へ来てくれた』というエネルギーであって、そのエネルギー自体に感謝しましょう。でも、物は、その物が一番生きる形で使ってあげるか、使えないんだったら開放してあげる、手放してあげるべきです」

この机は、かつてはサロンでお客様の目に触れ、
「オシャレ!」
「素敵!」
「なんてハイセンスな家具!」
などと脚光を浴びてきた。その時代は、机自身、高貴な尊厳を持っていただろう。

だが今は・・・
ディズニーだ、アンパンマンだ、絵本だ車だパズルだ、と原色バリバリ、ごちゃごちゃなオモチャと絵本が棚にも足元にも所狭しと詰め込まれ、それはそれは見事な反発感をお互いが放っていた。

そうか・・・
ごめんよ。オシャレはあなたは、本来の使い方をしてくれる人の元へ飛び立つ日が来たね。いつまでも私の元へ縛り付けてしまって、ごめんよ・・・

じゃ、処分だ!
しかしこんなデカイ家具、どーやって捨てるん?

メルカリ??
無理無理!こんなん梱包めんどうやし、送料だけでバカ高くつくわ!

あ、そーいや、この前間違って買った家具組み立ててもらった業者さんが、「ジモティ」ってサイトに「直接取りに来てくれる人」って出すと、こういった大型家具の引き取り手がうまい具合に見つかりやすいですよって言っとったな!

よし、出してみよう!
でやってみた。2500円で出してみた。

売れるかなー
売れんかったら無料に変えよー

そしたらものの数分で来るわ来るわ、問い合わせ!
いっぱい「欲しい!」が殺到。
中には「値段上乗せします」が何人も!!

え、ジモティーって値下げどころか、値上げしてくれる人とかおるん!?(メルカリはあんな値下げ交渉の泥沼なのに!)しかも、みなさん、めっちゃ文面が丁寧、親切、お人柄が良い感じな方ばかり!!

「アンティーク家具やドライフラワーが好きです」というこの机が喜びそうなご趣味、言葉遣いがご丁寧でお値段も引き上げてくださった方に決定ー♪
トントン拍子に決まり、
なんと、今日、引き取りにいらっしゃることに。

うわ、なんと早い展開!!!
この机さんも、自分に見合う居場所、求めてたのね。

そして、これが嫁ぐこととなった暁には、
私はこれから

『時間』
もさながら
『睡眠』
の質も向上させるべく、
コアラマットレスを買いたい!!!

生活に潤いを。
生活に循環を!

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!