不思議なフルーツ 「ポポー」 【9月限定販売です!】



 

こんにちは!朝市村ボランティアのりおです!

最初の投稿では、
9月限定出店の稲沢市の富産園植物場さんが販売する、
不思議なフルーツ「ポポー」について紹介したいと思います。

「ポポー」 みなさんは食べたことありますか?


私は朝市村で初めて「ポポー」に出会いました!

それもそのはず、
ポポーはすぐに熟してしまう(収穫してから3日ほど)ため、
一般的な流通にのせてスーパーマーケットなどで売るのは難しいフルーツです。

一般的にポポーは朝市村のような直接販売でやり取りされています。

朝市村で販売されているポポー。 表面の色が少し黒くなったものが食べ頃!

「ポポー」ってなに?

ポポーは、北米原産のバンレイシ科の植物です。
9月〜10月の初めに収穫されます。

これが、ポポー!!

スーパーなどで販売されないので有名ではないものの、日本でも各地で栽培されています。

「森のカスタードクリーム」と呼ばれるほど濃厚でクリーミーな果肉が特徴的です。

また、その香りも大きな特徴の一つ。
ポポーが売られているその前を通るだけで、甘い香りがふんわりと漂ってきます。
香りの好き・嫌いに関わらず「あれ、なんだろう、この香り」と立ち止まらずにはいられません。

朝市村ボランティアである私もその1人でした(笑)

食べ方は、そのまま・冷凍・ヨーグルトと・アイス添え・アイス・スムージーなどなど…
そしてまだ試していないですが、クリームチーズにも合いそう!と。

私は、そのまま・冷凍・アイス添えでいただきました。

(「ポポー食べた!」という名前の響きだけで可愛くて嬉しいのは、私だけでしょうか…!)

実際に食べてみた感想


ここからは、私が実際にポポーを食べた感想をただ率直に綴ってみます。
これを読んで、「ポポー、おもしろい、食べてみたい!」と思う人が増えれば嬉しいです。

まず1口目。
あれ、メロン!?メロンっぽい!

2口目。
あ、でもマンゴーっぽさもある。何だかバナナな気もしてきた。

3口目。
うーん、種の周りは柿っぽい。でもバナナとメロン感は捨てきれない。

混乱、でも美味しい、でも混乱。

私はこの不思議なフルーツ、ポポーの世界に一気に惹き込まれました。
いくつもの顔を持つ魅惑のフルーツ「ポポー」いとおそろし。

あとからこの記事を書きながら
「食感はマンゴーっぽいかな、メロンよりは水分少なめだなあ、濃厚さからバナナを感じる」などと、あれこれ頭を巡らせました。

でもそんな試行錯誤の甲斐もなく、
結局「甘くて濃厚で美味しいフルーツだなあ」なんていう、
陳腐で胡散臭い食レポに落ち着いてしまったので、3口目までの第一印象にとどめておきます・・・。お許しください。

百聞は一見(食?)に如かず。是非とも実際に一度お試しください!!


富産園植物場さんがポポーを栽培し始めたきっかけ


そんなポポーは、愛知県稲沢市の富産園植物場さんが栽培、朝市村にて販売されています。

2023/9/2朝市村にて

稲沢市は植木の4大産地の一つでもあり、
富産園植物場さんも元々植木農家だったとか。

では、元々植木農家でもある富産園植物場さんが
なぜ「ポポー」を栽培し始めたのでしょうか?

超簡潔に説明しますと、珍しいものを育てることが趣味なご主人が
高額なポポーの種を買ってきたことがきっかけ。
植えてから実がなるようになるまで10年程もかかり、
当時は家族からブーイングの嵐だったとか!(笑)

しかし、そんなひょんなことから始まったポポー栽培によってご縁がつながり、

朝市村の村長よしのさんが「美味しい、朝市村に売りにおいでよ」と声をかけてくれたことをきっかけに
2009年から毎年9月限定でポポーを朝市村で出店開始。
今年でついに朝市村15年目を迎えました。

富産園植物場の平野さん曰く、
ポポーには登録農薬がないので農薬を使ってしまうと販売できないそう。
もちろん、朝市村で売られるポポーにも農薬は一切使われておりません。

最後に・・・と、ジューンベリー


ここまで読んでくださった方は、
もう次回の朝市村でポポーを試さずにはいられないはず。

まだまだ暑いですが、9月の風物詩、
終わっていく夏を惜しむ季節のフルーツとして
ポポーをたのしみませんか。

こんな珍しい旬のフルーツを味わえるのも朝市村の醍醐味です。

今年は「珍しいから食べてみた」だけだったはずのポポーでも
来年はきっと「あ、ポポー去年食べたな」と思い出し、
再来年は「今年もポポーの季節がやってきた!」と思うことでしょう。

そして「ポポー」が皆さまの心に、
9月の朝市村の思い出として残りますように。


※ポポーの朝市出店期間について

ポポー収穫は10月の初めまで可能ですが、量が少なくなるため、
朝市村への出店は9月の最終週までできるかどうか…だそうです。
販売終了時期は、ポポーの気持ちにならないとわかりません(笑)ので、
ぜひぜひ早めに!

最後に、富産園植物場さんが栽培しているもう一つのフルーツ、ジューンベリーについて、宣伝がてらお知らせします。

ジューン(June)は英語の6月の意味で、6月に収穫できることからジューンベリーと言われています。
そしてポポーと同様に登録農薬がないため、農薬不使用です。

ジューンベリー 中にゴマのような種があります。

こちらもすぐ熟してしまうため普段は加工品しかできないそうですが、
事前予約してくれた方限定で9月の朝市村にて加工前の状態で購入できます!
(紫色になった完熟を収穫していますが、6月に収穫したものを冷凍しての販売です。)

基本的にはジャムなどで食べるのが美味しいそうですが、
好みによって、そのまま食べるのが好きな方がいらっしゃるのだとか。

最後に連絡先のInstagramを掲載いたしますので、
食べてみたい方はぜひご連絡を。

絶品といわれるジャムは、稲沢市のイベント等で販売しておりますので気になった方はぜひチェックを。

富産園植物場さんのご連絡先:

Instagram(https://instagram.com/inazawa_fusanen?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
※他のものと区別するため、
ご連絡の際は「朝市村」と必ず記載してお送りください※

InstagramのQRコードはこちらから(@inazawa_fusanen)



ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

オーガニックファーマーズ朝市村は名古屋栄のオアシス21にて、
毎週土曜日8:30-11:30で開催しております!

現在8時50分までは、7時ごろから配り始める整理券入場となっておりますのでお気をつけくださいませ。

8時50分からは自由入場となっております。


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