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東北お祭りめぐり旅行記 -白神山地•リゾートしらかみ列車旅編-

こんばんは、あさひしおりです。

東北めぐり旅行記第三話。今回はリゾートしらかみ列車旅編です。弘前駅からあさイチの列車に乗車し、白神山地を経由して秋田まで向かいます。

大鰐温泉から弘前駅へ

美味しい料理と温泉、そして地元愛あふれるねぷたを大満喫した大鰐温泉ともお別れ。

本日は、8時48分弘前駅発のリゾートしらかみに乗車します。

https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/shirakami.html

毎日盛りだくさんの予定をこなしているので、疲れていないといったらウソになるのですが、所々温泉で癒しつつ、今日も6時半起き・7時出発です!(大鰐温泉-弘前間はおよそ電車で10分程度なのですが、電車の本数が少ないため、逆算すると意外に早くこの時間の出発になりました。)

宿泊していた福士館は、先述のとおりご夫婦で切り盛りされているため、本来であれば7時の朝食は難しいとのことだったのですが、電車の予定をお伝えしたところ「そうか…その汽車に乗る必要があるのか」と、快く間に合うように対応いただきました。申し訳なさもありつつ感謝です。

美味しい朝ごはんを食べて元気になったところで出発です!
大鰐温泉ありがとう~!

弘前駅についてからリゾートしらかみに乗車するまでにはかなり待ち時間があったため、駅のオブジェと写真撮影したり、コンビニ珈琲で一服するなどして過ごしました。 

ねぷたとりんごのオブジェ


そうこうしているうちに電車が来たので早速リゾートしらかみに乗車です!!

リゾートしらかみ前編(弘前~十二湖)

ご紹介が遅れたのですが、リゾートしらかみは、青森〜秋田を結ぶ観光列車です。

JR東日本公式サイトより
JR東日本公式サイトより

弘前から秋田までリゾートしらかみの総乗車時間はざっと5時間ほどあるので、これは読書もはかどるぞ~!なんて思っていましたが、乗車してから暫くはずっと窓の外の景色を眺めていました…!

駅につくたび幾度かスイッチバックして進行方向が変わるので、気づくと景色が前に流れたり後ろへ流れたりと面白かったです(笑)

観光列車だけあって窓が大きく通路側の席でも景色がよく見えます!青森の海岸沿いを眺めていると、風車がたくさん並んでいることに気づき、印象に残りました。

海岸の方に立ち並ぶ風車

しばらくすると、車内で津軽三味線の演奏がスタート!
モニターで演奏の様子が共有されるので、自席に座ったまま三味線の音色を楽しむことができます。とはいえ写真が一枚も残っていないので、演奏車両まで見に行けばよかった…と、ちょっと後悔(涙)

JR東日本公式サイトより

途中、千畳敷では、なんと降車して景色を楽しむことができました!

千畳敷の風景
海の方まで足を伸ばして
水面に映った空の色が美しい

出発の3分前に汽笛でお知らせしてくれるため、安心して海のほうへと足を伸ばせます!

再乗車し、その後も変わりゆく景色を楽しみながら電車に揺られていると、あっという間に十二湖駅に着きました。

白神山地トレッキング

そういえば小学生か中学生の時に世界遺産の一つとして白神山地を勉強し、いつか行ってみたいな〜と思いながら、この歳まで忘れていました。今回の旅で訪れることができて嬉しく思います!

十二湖駅に着くや早々、コインロッカーに荷物を押し込み、さっそく駅前のマップを確認。

事前にざっくりは調べていたのですが、駅に着いたはいいものの、白神山地トレッキングってどこからスタートしたら良いんだ?となりました。

地図どおり歩いていけば青池にも辿り着けそう...と思ったりしたのですが、一緒に電車から降りたみなさんが一様に同じ方向へ向かっていくので、とりあえず着いて行くことに。皆さんと一緒にバスに乗り、無事、森の物産館キョロロに辿り着きました!(歩いて行けなくもなかったものの、今思えばみんなに着いてバスに乗って正解でした)

出発の地: 森の物産館キョロロ

出発の地
おにぎりと竜田揚げ

さっそく飲み物の補充と、お昼ご飯を済ませ、白神山地トレッキングのスタートです!

地図

有難いことに、キョロロから青池までは、すぐ近く!まずは青池をめざして歩きます。

青池へ

スタート地点のスズメたち
湖を横目に道を進む
深呼吸
すぐに青池に到着
本当に青い!

白神山地、とても涼しくて歩きやすいです。
「避暑地とはこのことだ」「これくらい涼しければ久石譲さんもSummerが作曲できる..!」などとお喋りしながら歩きました。

森林の空気をいっぱいに吸い込みながら青池を眺め、全身の保養です。暫く青池を眺めたのち、先へ進むことへ。

森林浴、そして沸壺の池

細道を奥に進んでいきます
展望台を発見
沸壺の池
湖面がきらきらと光り美しい。

沸壺の池からしばらく歩き降りていくとすぐ、広めの道路に辿り着きました!
ここから右方向:キョロロの方へと戻ってもよかったのですが、「十二湖庵(茶屋)」の標識に惹かれ、左の方向へ行くことに。

十二湖庵(茶屋)

ちょうど足が疲れてきた頃だったので、お茶で一服!と思ったのですが、残念ながら2023年夏の大雨で影響を受け休業しているようでした。

確かに目の前を流れる川の流れに勢いがあります。夏の暑さには涼しくて良いのですが。

しばらく川で涼み再出発!
せっかくここまできたので、このまま道なりに進んでいくことに。ここからは車も通る道路のため、たまにバスとすれ違いながら気をつけて歩いていきます。

様々な湖たち

さすがは十二湖というだけあり、所々で湖と出くわします。その度に歩みを止めてはまた進むの繰り返しです。

さすがに二つ目の池は見逃すところでした笑

影のない場所も所々あるので夏の日差しが暑いのですが、基本下り坂なのでそこまで辛くはありません。ずんずん坂を下っていき、途中、日本キャニオンも見ることができました!

日本キャニオン

そして程近く、またまた、横並び一列の風車を見ることができたので、思わず一枚。私は実は風車が好きなのかもしれません。

さらに暫く進んだところにアオーネ白神十二湖があったため、すこし休んで行くことにしました。

アオーネ白神十二湖

アオーネは白神山地十二湖の麓にある宿泊施設なのですが、物産館(売店)があったり、日帰り入浴もできるため、とても良い施設。

さっそく売店でスパークリングりんごジュースとお菓子を買って一服します。疲れている時に飲むスパークリングりんご、最高です。

また飲み比べ

同じ売店でりんご柄の手拭いタオルを買い、アオーネの湯へ。日帰り入浴は500円。

公式サイトより

女風呂は貸切だったので、とてもゆっくりできました。

汗を流しサッパリしたので、ここからは十二湖駅を目指してさらに下っていきます!

駅に向かって

アオーネから進むことしばらく、突然見えてきました!海が!

山もいいですが、海もいいですね。今日はどちらも楽しむことができて、贅沢です。
なぜか海のほうが上(だいぶ高い位置)にあるように見えるのが不思議。

海が見えてきたということは駅まであと少し!
頑張って歩くぞ〜という気持ちになりつつ、この辺りまでくると大分下界に降りてきているので、暑い&木の影が減って直射日光が眩しいです。

夫はアオーネで買ったりんごタオルを日傘にして歩いていました笑

そういえば、実は傘も持っていたのですが、黒色だったので蜂がブンブンよってきてしまい、爆走して逃げることになりました(汗)
(走って逃げるのもあまり良くないと聞くのですが...)

白神山地に行くトレッキング初心者の方は、是非入念なハチ対策をして行くことをお勧めします。


そんなこんなで、ようやっと、十二湖駅に到着〜!

達成感を噛み締めながら、電車が来るまで暫く時間があったので、青池ソフトをいただきます。

各地の観光地で食べられる安直なネーミング(褒めてます)のソフトクリームが好きです。
青池ソフトは爽やかなヨーグルトのような味わい。

しらばらくすると、リゾートしらかみ「橅」がやってきたので、ふたたび列車旅で秋田へ向かいます。

リゾートしらかみ後編(十二湖〜秋田)

時刻は既に夕方にさしかかっていたため、午前中とはまた少し違った風情があります。朝の便よりも空いていたため、景色も見やすく静かで、落ち着いて過ごすことが出来ました。

車窓からの風景は、写真にも納めたのですが、ど〜しても動画でご覧いただきたかったので、頑張って埋め込みました...!是非ご確認ください。

何もせず、美しい景色をぼーっとただ眺める贅沢な時間です。
今日も今日とて約2万歩のトレッキングだったので、疲れて途中少し眠ってしまったのですが、目を覚ますと、田園に沈むとても綺麗な夕焼けを見ることができました。

田園に沈む夕日

数時間あるはずが、あっという間に秋田に到着。
列車旅の良さに気づかされた旅でした。

この後、秋田の竿燈祭りに行ってきます!
それではまた!👋


東北お祭りめぐり旅行記

▼第一話 青森市•ねぶた祭り編

▼第二話 弘前•大鰐温泉編

▼第三話 白神山地・リゾートしらかみ列車旅編
今回の記事

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