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いつか見せたくなるその日まで


売ったり処分したり、電子書籍にしたり。
部屋に"本棚"と呼べるものを置いたのは数年ほど前の話だ。

それこそ禍中で外よりも内の快適さを見直し始めて、ちょっとおしゃれなやつ…買ってみよっかなーみたいなところから学習机をPCデスクに、衣装ケースに山積みにしていた衣類はハンガーラックを買って掛けておくことにした。

本の類はスリコかなんかで買った不織布BOXに入れていて、さすがに今後増えることもあろうといよいよ本棚を買った。

少し余裕をもてるように今ある冊数よりも多めに想定して買ったのだが、
見通し甘かったなと実感しているところである。
ワンピースまだ全然続くしな。そらそうだよな。


本棚は順番通りに並べたい派だ。
作者のあいうえお順まではいかないが、巻数は小さい方から並べているし、同じものを何度もこするのでよく読むものは取りやすい位置にしている。
透明なブックカバーをかけるといいと友達に教わって…そういえばもうストックがなかった。買わなければ。
めちゃくちゃに縦積みとかしてある本棚もまた、味が合っていいなと思う。

洋服雑誌も好きで良く買っていたんだけれど、いかんせん幅を取るので処分してしまった。
それこそお気に入りの表紙を前に立てかけられるような棚があれば洒落てていいよな。

なんだかこう、見た目どうこうよりも安さとか、使えればなんでもいいみたいなとこがどちらかと言えば優先されていて
でも見直して洒落に重きを置いた揃え方もいいなって思った。今更。
どっちもとれればなおよし。


本棚を見ればその人がわかるというけれど
本棚どうこうに限らず"理解される"ということにおいて何故か恐怖心があるのでたぶん誰にも見せないと思う。

まあ、読んだものの感想とか好きとかあれこれは全然話すけれど。


見せたくなるような本棚ってなんだろう。
私にもいつか見せたくなるような日が来るのかしら。

なんとなくその時って、今よりも自分に自信があるときなのではと思う。

手始めに洒落重視の映えを狙って拡張してみようかな。

でもまぁ、それよりも、
もっと好きで溢れるような
愛が透けて見えるような
本棚を目指していきたいですね。

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