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建設ディレクターってどんな仕事?

朝日土木では、DX推進室に配属された新入社員の2名が無事に講習を終えて建設ディレクター認定を取得しました。

建設ディレクターの民間資格が生まれて7年ほど経ち、その存在も徐々に世間に認知されるようになってきたように思います。今後、建設ディレクターが現場でどう活躍していくのかについて考えました。


建設ディレクターとは

建設ディレクターは、ひとことで言うと現場のデスクワークを肩代わりする仕事です。現場管理者は、日中は現場に出て、職人さんたちが帰ってから事務所で書類作業や進捗確認、今後の作業計画を考えます。

それが建設業の長時間労働の原因の一つであると考えられるようになり、その仕事の一部を肩代わりする目的で建設ディレクターが生まれました。

建設ディレクターに求められるもの

建設ディレクターには、書類作成や写真整理の他にも、現場の作業効率を向上するICTを使った建設工事のサポートが求められています。

3Dスキャンやドローンでの出来高計測や、i-Constructiomに関するサポート業務など、現場の仕事をバックオフィスにいる建設ディレクターが肩代わりして、労働時間を平準化することが最大の目的となります。

建設ディレクターの今後

人手不足が進んでいる建設業界において、スキルの高い建設ディレクターは需要が高まっていくことが予想されています。特にICTやデジタル技術を持った建設ディレクターは、引く手数多になるでしょう。

一方で、専門的な知識がない人でも現場の仕事をフォローできるように、現場の仕事を標準化していく必要もあり、その点が建設DXとして、当社でも取り組んでいくべき課題であると考えています。


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