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インフォームドコンセントとは

患者・家族が病状や治療について十分に理解し、また、医療職も患者・家族の意向や様々な状況や説明内容をどのように受け止めたか、どのような医療を選択するか、患者・家族、医療職、ソーシャルワーカーやケアマネジャーなど関係者と互いに情報共有し、皆で合意するプロセスである。

インフォームドコンセントは、ただ単に病状を告げ、同意書をとることではない。日常の場面においても、患者と医療職は十分に話し合って、どのようなケアを行うか決定する必要がある。

インフォームドコンセントにおいて、患者・家族が医療職から説明された内容を十分に理解できていない、医療職が患者・家族の権利を尊重できていないことなどで、十分な合意形成ができないまま、医療が提供されることがある。そのようなとき、患者・家族が、病状説明の内容が腑に落ちない、医療職に対して不信感を抱くなどの問題が生じることがある。

インフォームドコンセントは、患者の知る権利、自己決定権、自律の原則を尊重する行為であることを根底にし、患者・家族と医療職が互いに信頼に満ちたものになっているよう努めなくてはならない。患者の尊厳を守り、患者・家族の権利を配慮したインフォームドコンセントになっているか、という視点で考える。患者・家族の関心事(気がかり)を重視し、患者・家族と医療職が互いを表現し合う場になっているか、病状説明の場においては特に、選択する医療行為の利害と患者・家族の生活、人生への影響を考えられるようなプロセスになるようにすることです。

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