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小学生学力確認テストを導入して良かった点と悪かった点

今年度より当塾で導入した「小学生学力確認テスト」
詳細はこちらをどうぞ!

春休み、そして夏休みの2回実施をしてきました。
その中で良かった点と悪かった点が見えてきたので少しシェアさせてもらえたらと思います。

🙆良かった点
やはり、現状どこまで定着しているのかが明確にわかることです。
小学校のテストはいわゆる「単元テスト」です。
一つの単元が終わるごとにテストをするので、比較的記憶が新しいうちにテストを受けることがきます。
そのため、何となくの知識でもある程度の点数が取れてしまうんですね。
だから定着していると勘違いしてしまうわけです。

ですがこの小学生学力確認テストはこれまで学んできた内容の総まとめですから、過去の内容を全く覚えていないことが浮き彫りになるんです。
「この前まで小数の割り算ができていたのに、テストになるとどうやっていいのかわからなかった」といった感じです。

この状態で進級・進学しても明るい未来が待っていないことは明白です。
だからこそしっかりと昔のことも復習をしなければならないと、本人だけでなく親御さんも気づくことができるのです。


🙅‍♀️悪かった点
小学校のテストではある程度いい点が取れるのに、こういう模試で現実を見せてしまうことです。
いや、これは悪いことではない気がしますが…💦

せっかく目の前の勉強ができ始めて、いい感じにやる気が出てきた!というタイミングで、「これまでのことは忘れているよね?」という現実を知る。

そして「悪い点数だから親に怒られるー!」や「なんで塾に通っているのにこんな点数なの?」などネガティブな発言が生まれてきてしまうんです。

実際にこのテストが悪くて塾を去るという人もいます。悲しいですね〜

いや、でもよく考えて欲しいんですが、高校受験や大学受験に向けて必死こいて3年分の内容を頭の中に叩き込む勉強をしてもなかなか思うように進まないのに、なぜこれまでの勉強を能動的に勉強していない小学生がいい点数が取れると思えるのでしょうか。

普通は思えないと思います😅

こういうテストを受けて、「もっと勉強しなくちゃいけないよね」という意識改革を進めていくのが本来の目的なんです。

「できていなかった部分をできるようにしていく作業が一番大切だ」といっても結局何も勉強のスタイルを変えようとしないなら、できないが積み重なって取り返しのつかないことになるんですよ!

子どもだけでなく、親も一緒に成長していけるといいですね。
もちろん私たち講師も。