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「家庭と仕事を完璧に両立させようとする」をやめる

 やめたら、ラクになった習慣ありませんか?
 満員電車での通勤、行きたくない会社の飲み会、ただ長いだけの会議、見栄の張り合い“映え”のSNS投稿、不要な付き合いや買い物……。
 実はやめても良かった習慣をリストアップした『心の疲れをとる事典』(監修/精神科医・西多昌規)。実際にやめようと思っても難しいものもあるかもしれませんが、思い切って自分の意識を変えるチャンスです! やめたらきっと楽になる、心の疲れをとってくれる習慣を同書より紹介します。第3回は「家庭と仕事を完璧に両立させようとする」

家庭と仕事を完璧に両立させようとする

 かつては「夫は外で働き、妻は専業主婦として家を守る」という不文律のようなものがありましたが、2000年代に入ると共働き世帯が専業主婦世帯を上回りました。その数は年々増加しています。

 そのようななか、共働きの夫婦にとって家庭生活と仕事のバランスは永遠の課題です。「完璧な両立」は理想ではありますが、家庭生活はエンドレスなものですし、仕事もすべての先行きが見通せるわけではありません。現実的には完璧など不可能なのです。

 それをふまえた上で、家庭と仕事をできるだけスムーズに回すためには、夫婦でお互いの仕事のスケジュールをすり合わせ、それぞれが「負担にならない範囲の家事分担」を決めましょう。ただし家事の分担は理詰めにしないこと。仕事には予期せぬトラブルが発生することもあり、なるべく鷹揚にかまえておかないと新たなストレスを生むからです。ストレスは体の不調の元になり、家庭にも仕事にも影を落とすことになってしまいます。家事については、家事代行サービスや食洗器の導入など「必要なお金を使った」省力化も検討しましょう。両立に大切なのは「自分をラクにするメソッド」をとり入れることです。

【point】
家事分担に理詰めはマイナス。
ときには「必要なお金を使った」省力化も検討しよう。

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