見出し画像

「幸せそうな生活をしている人がうらやましい」をやめる

 やめたら、ラクになった習慣ありませんか?
 満員電車での通勤、行きたくない会社の飲み会、ただ長いだけの会議、見栄の張り合い“映え”のSNS投稿、不要な付き合いや買い物……。
 実はやめても良かった習慣をリストアップした『心の疲れをとる事典』(監修/精神科医・西多昌規)。実際にやめようと思っても難しいものもあるかもしれませんが、思い切って自分の意識を変えるチャンスです! やめたらきっと楽になる、心の疲れをとってくれる習慣を同書より紹介します。第5回は「幸せそうな生活をしている人がうらやましい」。

幸せそうな生活をしている人がうらやましい

 幸せそうに見える他者と自分を比較するのは、人間社会の宿命のようなもので、いつの時代も幸福感にはかぎりがありません。特に、最近ではSNSの発達により、本来だったらよほど親しい間柄でないかぎり見ることのない、「他人の家」の生活を、ネット上で簡単に目にするようになりました。

 丁寧な食生活に充実したプライベート、結婚、恋愛、子育てに至るまで、毎日多くの人々が情報発信を続けています。しかし、幸せそうに見える生活はその家庭の一部分でしかなく、彼らが本当に「幸せ」かどうかはわからないのです。

 にもかかわらず他人をうらやんでしまうのは、自分自身が「不幸せ」な状態にあるか、何かコンプレックスを抱えているからかもしれません。そのせいで自分の満たされていない部分だけに焦点が当てられてしまうのです。他人をうらやむ気持ちを持つことは決して悪いことではありません。「うらやましい」と素直に思うことで、自分が何に幸せを感じるのか知ることができ、その気持ちが原動力に繋がることもあります。ただ、見ているだけでツラくなってしまうようであれば、距離を置くことも大事。嫉妬してしまうような投稿を見ないという工夫をしましょう。

【point】
「うらやましい」という感情は誰でも持つもの。
苦しくなってしまうのならSNSから距離を置こう。

画像2

画像3

画像4


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!