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「職場ではいつも笑顔でいる」をやめる

 やめたら、ラクになった習慣ありませんか?
 満員電車での通勤、行きたくない会社の飲み会、ただ長いだけの会議、見栄の張り合い“映え”のSNS投稿、不要な付き合いや買い物……。
 実はやめても良かった習慣をリストアップした『心の疲れをとる事典』(監修/精神科医・西多昌規)。実際にやめようと思っても難しいものもあるかもしれませんが、思い切って自分の意識を変えるチャンスです! やめたらきっと楽になる、心の疲れをとってくれる習慣を同書より紹介します。第2回は「職場ではいつも笑顔でいる」

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 通勤してやっと会社に着いたと思いきや大量のメール処理にウンザリ……。さわやかな笑顔の朝にはほど遠いときもあります。

 体調もメンタルも人それぞれにもかかわらず、職場の空気を意識して(ときにはマスクから出ている目元だけでも)笑顔で振る舞わなければならない。そんな状況に疲れてしまっているのであれば、それは職場が求めている以上に過剰なサービス精神を提供し続けているのかもしれません。

 受付や販売職、飲食業のように接客をともなう職場であれば笑顔に大きな価値がありますが、オフィスワークに過剰な笑顔や元気はかならずしも必要ありません。なぜならその無理した笑顔が、直接企業の利益を生み出すわけではないからです。にもかかわらず、「ムードメーカーにならなきゃ」「明るく笑顔でいなければ」と思ってしまう場合、もしかしたら「自分の仕事そのものに自信がない」のが原因かもしれません。思い当たるようであれば、笑顔よりも自分の仕事に自信が持てるようになることが先決です。

 職場も人の集まる場所ですから、「いつも不機嫌」というのも社会人のマナーとして問題ですが、「いつも笑顔」でい続けることはやめて、ストレスをためないようにしましょう。

【point】
張り付いた笑顔でい続けるより、
過剰なストレスをためないことのほうが重要。

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