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2021年12月の記事一覧

【動画あり】マンガで歴史を学ぶとなぜ頭に残るのか? パックンが解説

「日本の歴史、どの時代も面白いですね。弥生時代の『邪馬台国』の位置が、昔からずっと探しているのにいまだにわかっていないというのには驚きました」  そう語る、タレントのパックンさん。来日して30年近くになるが、日本史に興味を持つようになったきっかけは、長男がはまった歴史マンガだという。 「ほかの学習マンガと一緒に『歴史漫画タイムワープ』シリーズ(朝日新聞出版)をパパ友やママ友が譲ってくれたりして、好きになりました。うちには何冊も置いています」  長男は「タイムワープ」シリ

元自衛隊メンタル教官がうつ経験で学んだ“ドタキャンする勇気”

 メンタル不調、適応障害、うつ病。  そう聞いて、「自分だけは大丈夫。そうはならない」と思う人は多い。と、同時に「自分も危ないかも……」と思う人も、また、今まさに苦しんでいる人もいるでしょう。 「うつ病になりやすい人はいるのか? という質問をよく受けますが、はっきり言って、現代の日本で働いている人ならば、うつ病は“だれにでも起こりうる”と考えてください」と、元自衛隊メンタル教官で、『人間関係の疲れをとる技術』の著者でもある下園壮太さんは断言します。  下園さんは、34年

【マンガ】「娘がいつまでも独り身なんです」母さん、それケースワーカーに相談することではないですよ

■お困りごとなど、ありませんか?  お父さんが認知症と診断されてから3カ月ほど経った頃、病状が急変してしまい、入院することになりました。入院中はずっとベッドの上、移動はすべて車椅子。足腰の衰えは確実で、退院するならリハビリは必須。これからどうなってしまうのか……。  そんな不安を抱えていたとき、病院のソーシャルワーカーさんに相談できることになりました。あさとさんはお母さんと一緒に、お父さんの退院後の不安について、いろいろ話を聞いてもらいます。ひとしきり話をし、ソーシャルワ

【マンガ】親が認知症になったら必須の「実家の片付け」をプロに頼るべき最大の理由

 両親と離れて暮らすあさとさんは、お父さんが認知症になってから頻繁に実家に帰りますが、そのなかで取り組んだものの一つが「実家の片づけ」。お父さんの認知症が、なぜ片づけにつながるのでしょうか? 著者のあさとさんに聞いてみました。 ――マンガのなかで、「風が吹いたら桶屋がもうかる」的なものとして、「おやがぼけたら実家の片づけ」と紹介していましたね。  もともと実家は物が多くて、廊下や階段は半分くらい物で埋まっている状態でした。父は認知症になってから歩くのが下手になり、荷物の多