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朝日新聞出版から発売されている本にまつわる記事です
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記事一覧

【「鎌倉殿の13人」放送開始記念】草刈正雄が振り返る「真田丸」昌幸の名台詞秘話と三谷幸喜マジック

■直球の決め台詞 三谷幸喜オリジナル脚本による、NHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)。僕にとって、1976年の『風と雲と虹と』から数えて7本目の大河出演でした。  主人公真田信繁(幸村)に堺雅人さん、兄の信之に大泉洋さん。真田丸とは、信繁が大坂の陣で築いたとされる大坂城の出城です。「戦国の荒波に立ち向かう一艘の船」に真田家を喩えた、三谷さんらしいタイトルでもあります。そう、真田丸は家族船なのです。  撮影前の衣裳合わせ。真田昌幸のいでたちは、マタギのような毛皮つきでし

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「生きるのに“やる気”は不要」ベストセラー作家・森博嗣氏の“諦めの作法”

■見切り癖の早さについて【相談1】  僕は昔から、なにごとも拘らない性格です。仕事でも「これはこれでいいや」「こんぐらいでいいや」と手離れも早いです。正直、「どうでもいいや」という感覚に近く、本質的に興味がないのかもしれません。  それはそれで楽なのですが、たまに「あのときもっと慎重に考えておけば良かった」「もっと必死にやっておけば、あの成果は自分が手にしていたのかも?」と後悔をすることも。  諦めずに結果を出している人も見かけるため、このままの自分で良いのか、もやもやし

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【「鎌倉殿の13人」放送開始記念】草刈正雄が明かす三谷幸喜との出会いと「真田丸」誕生秘話

■「この作品は、やらなくては」 いい台本とは、究極のレシピです。書かれているままに演じれば、いい味が出るからです。役者はホンに従えばいい。ホンの通りにすればいい。自分がなにをするべきか、ホンがすべて教えてくれるのです。  いいホンとの出逢い。それが人生をも変えることを教えてくれたのが、三谷幸喜さんです。三谷さんの話をしようとすると、自然に笑ってしまうんですよね、とにかく面白いから。  何がって? 創る世界そのものが、です。時代劇にしても、現代劇にしても、三谷さんの筆にかか

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「絶望にはまだ早い」ベストセラー作家・森博嗣氏が問う“諦め”の作法と価値

■諦め癖がついています【相談1】  昔は「頑張ったら自分はできる」と思っていた時代もあったのですが、結果に結びつかないことが多く、前向きになれないことが増えてきました。「どうせ駄目だろう」「だったら、やっても無駄」というふうに、動かない理由をつけては、ぐだぐだしています。こうした諦め癖・負け癖を拭い去るには、どうしたら良いでしょうか? 頑張っている人を見ると冷笑的になる一方で、「こんなもんだ」と、なにもしない自分にも嫌気がさしています。 【森博嗣さんの答え】  それでよろし

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元自衛隊メンタル教官が教える 夫婦げんかにスッと効く「ありがとう瞑想」の魔法

 一説によると、恋愛の賞味期限は3年。恋愛という感情は、DNAを残すのが目的で、1人の人を愛して、子どもを作り、ある程度まで育ってくれたら、その目的は達成されるから、だそうだ。  だから、どんなに熱い思いで結ばれた夫婦も、情熱が冷め、そのあとは人間同士のつき合いとなる。洗濯物の干し方から食べ方、子育て方針、人生観まで、違いが目立ってきて、「ムカつく」「許せない」ことは増えてきてしまう。 「人間関係の悩みで一番多いのが、実は“配偶者”です。結婚は異文化との遭遇、夫婦とはどう

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【動画あり】マンガで歴史を学ぶとなぜ頭に残るのか? パックンが解説

「日本の歴史、どの時代も面白いですね。弥生時代の『邪馬台国』の位置が、昔からずっと探しているのにいまだにわかっていないというのには驚きました」  そう語る、タレントのパックンさん。来日して30年近くになるが、日本史に興味を持つようになったきっかけは、長男がはまった歴史マンガだという。 「ほかの学習マンガと一緒に『歴史漫画タイムワープ』シリーズ(朝日新聞出版)をパパ友やママ友が譲ってくれたりして、好きになりました。うちには何冊も置いています」  長男は「タイムワープ」シリ

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元自衛隊メンタル教官がうつ経験で学んだ“ドタキャンする勇気”

 メンタル不調、適応障害、うつ病。  そう聞いて、「自分だけは大丈夫。そうはならない」と思う人は多い。と、同時に「自分も危ないかも……」と思う人も、また、今まさに苦しんでいる人もいるでしょう。 「うつ病になりやすい人はいるのか? という質問をよく受けますが、はっきり言って、現代の日本で働いている人ならば、うつ病は“だれにでも起こりうる”と考えてください」と、元自衛隊メンタル教官で、『人間関係の疲れをとる技術』の著者でもある下園壮太さんは断言します。  下園さんは、34年

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【マンガ】「娘がいつまでも独り身なんです」母さん、それケースワーカーに相談することではないですよ

 イラストレーターのあさとひわさんが、レビー小体型認知症と診断された父(当時78)を母と一緒に支える日々を描いたコミックエッセイ『ねぼけノート 認知症はじめました』(朝日新聞出版)。「読んでいてほのぼのする」「家族の愛情を感じる」と話題ですが、介護の中では心が折れかけたこともあったと言います。ただしそれは、お父さんの介護と関係があるような、ないような……。 ■お困りごとなど、ありませんか?  お父さんが認知症と診断されてから3カ月ほど経った頃、病状が急変してしまい、入

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【マンガ】親が認知症になったら必須の「実家の片付け」をプロに頼るべき最大の理由

 イラストレーターのあさとひわさんが、レビー小体型認知症と診断された父(当時78)を母と一緒に支える日々を描いたコミックエッセイ『ねぼけノート 認知症はじめました』(朝日新聞出版)が話題です。  両親と離れて暮らすあさとさんは、お父さんが認知症になってから頻繁に実家に帰りますが、そのなかで取り組んだものの一つが「実家の片づけ」。お父さんの認知症が、なぜ片づけにつながるのでしょうか? 著者のあさとさんに聞いてみました。 ――マンガのなかで、「風が吹いたら桶屋がもうかる」

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【マンガ】認知症になった父の表現が文学的ですごい! 「宇宙のなかで完全なもの」と言われた娘

■宇宙のなかで完全なもの  ある日、あさとさんが台所で洗い物をしていると、ダイニングに座っていたお父さんがこう言います。 「ひわは この宇宙のなかで 完全なもの、って感じがするんだ」  あさとさんは思わず洗い物の手を止めます。そしてこの日の帰り道、「ずいぶんとスケールの大きい話でした」とお父さんの言葉に思いをはせるのです。  著者のあさとさんに、お話を聞いてみました。 ――認知症になる前のお父さんも、こんな素敵な言葉を言ってくれたんですか?  いえ、ありませんでし

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野村克也氏がボヤき続けた決断に「神のお告げ」退団まで…プロ野球「暗黒時代」の歴史

 正統派ノンフィクション『詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間』から、プロ野球本の奇書『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』まで、球界の光と闇を書き続けるノンフィクションライター長谷川晶一。2021年9月に発売された著書『プロ野球ヒストリー大事典』は、日本プロ野球の約90年にも及ぶ歴史(正史・秘史・俗史)を佐野文二郎の膨大なイラストと写真で明解にまとめた集大成(!?)的作品。そのPART2「キーワード別 日本プロ野球史」から「暗黒時

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『平家物語』から読み解く 中世の人々が本気で怖れた「地獄堕ち」

 死後、遺族が執り行う法要が死者に下される審判に大きな影響を及ぼすのだとしたら、家族や親しい人のいない死者は誰にも供養されず、厳しい審理を受け、減刑もされずただ結審を待つだけということになってしまう。情状酌量もないまま、いわれのない罪で地獄に堕ちてしまうこともあるかもしれない。  幼少時から閻魔王の存在に興味をもち、地獄について研究してきた国文学者で地獄に詳しい星瑞穂さんが、著書『ようこそ地獄、奇妙な地獄』(朝日選書)で解き明かした「閻魔王」の正体に「死後のスケジュール」の

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プロ野球界から異業種への転身 公認会計士、宅建士、ライターだけじゃない意外な転職先

 正統派ノンフィクション『詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間』から、プロ野球本の奇書『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』まで、球界の表と裏を書き続ける長谷川晶一。2021年9月に発売された著書『プロ野球ヒストリー大事典』は、日本プロ野球の約90年にも及ぶ歴史(正史・秘史・俗史)を佐野文二郎の膨大なイラストと写真で明解にまとめた集大成(?)的作品。そのPART2「キーワード別 日本プロ野球史」から「異業種転身史」を紹介する。 (文

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発売49年目!「プロ野球チップス」の知られざる歴史

 正統派ノンフィクション『詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間』から、プロ野球本の奇書『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』まで、球界の表と裏を書き続ける長谷川晶一。2021年9月に発売された著書『プロ野球ヒストリー大事典』は、日本プロ野球の約90年にも及ぶ歴史(正史・秘史・俗史)を佐野文二郎の膨大なイラストと写真で明解にまとめた集大成(?)的作品だ。そのPART2「キーワード別 日本プロ野球史」から「プロ野球チップス史」を紹介する

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