小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)申請の検討もしてください!

小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)については、これまで詳しく検討する機会がなかったのですが、よくよく調べてみると、要件に該当する事業者の方にとっては、非常に有用な補助金であることが分かりました。

会社や個人事業者で小規模事業者に該当する方は、要件を満たせば対象となる可能性があります。小規模事業者の定義は以下のとおりとなります。

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)
常時使用する従業員の数 5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業
常時使用する従業員の数 20人以下
製造業その他
常時使用する従業員の数 20人以下

申請の前提としては、次のとおりとなります。
「サプライチェーンの毀損への対応(A型)」、「非対面型ビジネスモデルへの転換(B型)」、「テレワーク環境の整備(C型)」のいずれか一つ以上の投資に取り組むこと
②新型コロナウィルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越え、持続的な経営に向けた経営計画を策定していること。

補助率
[コロナ特別対応型A類型]   補助対象経費の3分の2以内
[コロナ特別対応型B・C類型] 補助対象経費の4分の3以内
補助額
補助上限額 100万円
○150万円以上の補助対象となる事業費に対し、100万円を補助します。
○150万円未満の場合は、A類型は2/3、BC類型は3/4の金額を補助します。

詳細は下のリンクをご覧ください。

どのような取り組みが申請の対象になるかについては、ウェブサイトで取り組みの概要が表示されていますので、参考になります。

日本商工会議所において2020年5月1日から2020年5月15日まで公募(第一回)を行い、外部有識者等による審査を経て、採択された店舗が掲載されているのです。

持続化補助金

ファイルには都道府県や会社名が掲載されていますが、そのあたりは割愛して、事業名称のみを上記に掲載します。掲載内容の詳細を確認したい方は、下のリンクをご覧ください。

コロナで事業が難しくなっている事業者の方は、何とかアイディアを絞って事業継続に向けて考えていますよね。キーワードは非対面、オンライン、通販ですね。自宅にパフェを配達するサービスや外国人と女性の起業家と投資家のマッチングサービスなど、ビジネスのアイディアが詰まっているような気がします。

コロナ特別対応型は、補助金の申請をする前に支払いをしていたとしても、補助される仕組みのようです。一般型は、審査で補助が決まってから支払いをするようです。

コロナの影響により、新規にウェブマーケティングなどを考えられている方がいらっしゃいましたら、是非、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)を検討してください。

申請書類については、経営計画書の作成が必要ですが、融資などで作成するレベルのものであり、書類作成に慣れた方なら、半日で大丈夫だと思います。雇用調整助成金のように専門家でもお手上げのような状況にはならないと思いますよ。次回第3回の申請期限は8月7日(郵送・必着)となっています!

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