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OSI参照モデルについて②

おはようございます、前回の続きです。

ネットワーク層 第3層

第2層のデータリンク層では直接繋がった機器同士のやりとりを規定していましたが、ネットワーク層では直接繋がっていない機器と情報をやり取りする際のプロトコルを使います。ルータというネットワークのなかでの中継機能を持つ機器を使って行う通信のルールを決めています。

トランスポート層 第4層

トランスポート層では信頼の高い通信やリアルタイムの通信といった高速な通信を実現するためのプロトコルがあります。代表的なものはTCPとUDPです。TCPは安全性の高い通信を実現するプロトコル、UDPはリアルタイムのライブ配信など通信速度が要求される際に使用されるプロトコルです。

セッション層 第5層

セッション層では通信の確立、維持、終了を担うプロトコルとして、TLSとSSLがあります。TLSがSSLの次世代にあたるプロトコルで、現在TLSが主流となっています。SSLはSSL3.0にアップデートしてからはTLSとほとんど変わらないためSSL/TLSと呼ばれたりもします。

最後までお読みいただきありがとうございました!残りの第6層、第7層の説明は次回に続きます。ありがとうございました!







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