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本当は月に一本しか書けないのかもしれない【毎日note】#116

月の中頃は、「あさひかわ新聞」に連載している沖縄移住記の締め切りがある。いつも一週間前くらいからヒイヒイ言いながら帰宅後に少しずつ書き進める。え、何文字かって?だいたい880字くらい……


みじかっ!て思いますよね…でも本当に毎月毎月、この880字を書くのにおそろしく時間がかかっています。ある程度書きあがっても、自分でも信じられないほど推敲しています。遅筆というのもあるけれど、前後がちゃんと、論理的に?繋がっていないということが、ふだんは自己満足の部分もあり多少目をつむるんだけど、さすがに移住記ではそれができない。

Kindle本を読んでもらうと分けるけど、最初の方はかなり日記的なのが、だんだんと、沖縄に対する思いがくっきりしてくると、記事の内容も「言いたいこと」が強くなってきて、文章がしっかり正しく繋がっていないと、かえって「何を言っているかわからない」文章になる可能性が上がってきてしまった。

これがロジカルシンキングが苦手な私にはとても難しい。

でも時間をかければできる。そして文章の繋がりを色々と変えてみながら、言葉そのものも何度も直して、一週間後、締め切りの直前に、なんとか納得いくものが出来上がる…毎月、それのくり返しだ。沖縄移住記は、「1か月の思いの総括」でもあり、それを880字に詰め込み、なおかつ読む人の目線を意識して伝わるように書くのは、とても難しい。

毎日noteとは熱量や気合いの入れ方が違うのではと言われたら、正直、そうだ。毎日noteでこれをやっていたら確実に「毎週note」になるだろう。毎日noteはあくまで、自分のための筋トレであり、毎日一行でも書くことに一番重きを置いている。

毎日noteは、推敲も甘い(ほとんどしてないレベル)し、日々やっとのことで投稿しているので、内容も浅いことが多いだろう。でも、本当は思っていないこととか、気が乗らないテーマは書いていない。良くも悪くも、いつもその時の自分を反映している文章が、いったい何の役に立つのかと言ったら、やっぱりいちばんは自分のためで、読んでくださる方にはほとんどメリットはないだろう…と思いつつ、読者の方がときどき共感して下さり、なおかつコメントまで頂くので、自分の思いを書いてストックしていくことが、もしかしたらいつか誰かの役に立つのかもしれないんですよね。

沖縄移住記の記事を書きながら、毎日noteを始める前から、月にこれ一本でネタ切れしてたんだよな…と思いだす。次のKindle本を出せるのはいつになるのでしょう(笑)



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