見出し画像

2日間だけの夏の幻【毎日note】#114

昨日今日と夏日に手が届きそうなほどあたたかい2日間だった。2日目の午後からは北風に戻り、このnoteを書いている今(日曜日の夜)はもう2日前と変わらない冬の匂いの風が時折強く吹いている。あんなにまばゆい爽やかな2日間は、今となってはもう幻のように感じた。

けれど、釣れなかった本命のオニヒラアジのかわりに会えたアジのちびっ子たちを手にした感覚は残っていて、幻じゃなかったと教えてくれる。

夏のような朝日を浴びて、一生懸命生きている魚たちはなんてきれいに輝くんだろう。私の自己満足の釣果目標など本当はどうでもよくて、どんなに小さくても、ひとつひとつの美しい命に出会えたことがこの上ない価値。本当にありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?