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怖いけど没入しなければいけない【毎日note】#102

最近、なんだか気が散っている。

集中できていない。noteにも、釣りにも、他のことにも。

9月末~11月頭ころまで、私は狂ったように釣りに没入していて、没入するということは、集中力が増していて、何に対しても感覚が研ぎ澄まされて敏感になっていた。

そういうとき、魚を釣ることだけに没頭するのではなく、頭の中にはいろいろな思いが巡ってきて、それはとても収拾がつかないほどで、毎日noteもスラスラと書けていた。言葉が思いに追いつかないほどだった。

このときの感覚は、北海道の父の畑を手伝い始めたころに似ていると気付く。あらゆることが、まるで生まれて初めてしたみたいに新鮮で、つたない思いがあふれ出ていた。私はそれらを何とか拾い取って、言葉にして、ブログに書いていた。

今は、日々に対する新鮮味が欠けている。感覚も、少し鈍くなっている。

集中しすぎてあまりに速いスピードで色々なことを吸収した結果、あっという間に慣れてしまったのだろうか。

わかっていながらやめられないノイズも、最近自分に入れてしまっている。

本当は大したことのない未来への不安を自分で無駄に大きくしたり、見なくてもいい動画を見たり、食べなくてもいいものを食べたり、会わなくてもいい人に会ったり…そういうことが、気が散っている原因かもとも思う。

必要じゃないのに、気軽に得られる快楽みたいなもの。

自分が成長できるとき。今まで見えなかった世界が見えるとき。

そういうときは、周りが目に入らないほど没入している。

それは少々危険なことだ。気が付いたら大ケガをしているかもしれない。誰かを傷つけているかもしれない。何かを見落としているかも。

でも没入しなければ創作はできない。自分の感性が生き生きと脈打っていなければ、創作は始まらないから。

意識して、ノイズを落としていくことをやってみようと思う。




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