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結局、沖縄移住記で私が言いたかったことって【毎日note】#51

今日(正確には昨日の夜中?)、念願の沖縄移住エッセイ本をKindle出版した。

宣伝とごあいさつで、SNSを更新するだけでなく、たくさんの方に直接連絡した。返信をくれた多くの人が、買ったよ!と言ってくれた。本当にありがとうございますm(_ _)m

買ってくれた中のある一人が、こんな感想をくれた。

「きみのやっている文章って、沖縄の関係人口を増やすことに貢献しているから嬉しいな!」

私は最初意味が分からなかった。私は沖縄の移住斡旋をしているわけでもないし、移住のノウハウを書いたわけでもない。ただ日々の出来事や考えたことを文章にしているだけだから。

ちなみにその人は、沖縄のIT活用を推進して沖縄のよりよい未来をつくるため、県民や行政・民間を繋ぐお仕事をしている。

「どういうこと?」と問いかけて、話を聞いていくうち、彼の言うことがなんとなくわかった。

私の文章は沖縄が大好きな気持ちを、いろいろな出来事や事象や自然の様子を通して伝えている。それが読んでくれた人に伝わっていくことで、沖縄を好きな人が増え、それがいつか、感謝の気持ちになって、沖縄に貢献したり、よくしてくれることになる、ということだ。

私のしていることは、直接的な分かりやすい貢献ではないけれど、どうやらそういう意味らしい。そういう意味と受け取った。


そんな風に思ってもらえるのは嬉しいけど、私の本が結果的に沖縄に何らかの貢献ができるなら願ってもないことだけど、私がいつも書きながら根底で思っていることは、たぶんシンプルだ。

みんな自分の心の動くままに生きればいい。

つきつめると、これに尽きる。

好きなものを好きって言えばいい。やりたいことをさっさとやってみればいい。いやなことにはさっさと背を向けたらいい。心が健やかでいられるように自分にとって正しいことをすればいい。

私はそうする。自分にとって正しいことや、自分が本当に求めていることを、時には見誤って、ふらふらとまわりみちをしたり間違うこともあるけれど。

そのために苦しむことも、孤独になることも、後ろ指を指されることもあるのかもしれないけれど、一度きりの、いつ終わるかもわからない人生だから。

自分に納得して生きよう。身体が健康なだけじゃダメなんだよ。心が元気でいなきゃ。そのためには自分をごまかしてムリヤリこれでよかったんだと言い聞かせていてはいけないんだよ。

↓この記事で、これは日記だから伝えたいことが明確にあるわけじゃない、と書いたんだけど、

Kindle本の感想をもらって、はじめて、自分が実はひそかにアピールしてたことが今更理解できた。

この本が、沖縄を好きな人だけでなく、選択を迫られたときに納得のいく答えを探し出す後押しになったら、こんな嬉しいことはない。

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