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心霊系を語りつつ、話題の怖い本を読んだ話し。



私は昔から心霊番組をこよなく愛す女でした。それは今も変わらず。
何年も前に亡くなったお婆ちゃんはとても霊感が強く、子どもの頃から今思えばかなり怖いレベルの心霊体験談を聞いて育ったものです。
夏休みのお昼と言えば、午後は〇〇思いッきりテレビの「あなたの知らない世界」を婆ちゃんと共に見て、ちょっと和久井の2時ですよで観さん神さんの姉妹占いを欠かさず見たり。これ北海道の人はわかるかな。え?世代がバレる?もうほぼバレてるから大丈夫。

とにかく心霊番組が好きなんですよ。
でもそういうの見過ぎてね。見過ぎるってのもちょっと良くなくてですね。
そのまま大人になってテレビの番組とか見てると、少々クオリティの低さが気になってくるようになるという弊害が……。

特に何日にも渡って爆笑したのが、キャンプ場での映像。カメラに一瞬映ったテントの中に潜む霊というか化け物なんですが、どう見ても全身白タイツのお腹が出てるヴォルデモード卿みたいなおじさんが体育座りしてたんですよね。もう我が家大爆笑でした。
昔のような本物っぽい生々しい怖さは無く(そういうのはもうテレビ的にアウト?)、もはや「絶対これ作り物だろ」みたいな映像ばかり。しかも違う番組で何度も同じ映像を見る始末。

その中でも「ほん怖」は今でもまだ頑張っている方だと思う。やっぱり体験談って良いですよね。
世にも奇妙〜は最近ほっこり系や感動系が増えてきたのもあって、あまり見なくなりました。

そう考えれば昔は楽しかったですよね。
宜保愛子さんや織田無道さんにおじゃが池(それは違います)下ヨシ子さん、丹波哲郎さん、私が大好きな稲川淳二さんなどなど時代を彩る個性的な方々が活躍してましたよね。あとうちの婆ちゃんとか。

やっぱり昔は、怖いもの好きだけど夜中にトイレ行くの怖かったです。
金縛りは大人になっても結構あったかな?婆ちゃんに似ず霊感全然無いと思ってたんですが、今思えば結構怖い体験あるんですよね。これ人に話したら相当怖いらしいので、かなり怖いんだと思います。(その話しはまた今度)
そんな怖い思いをやり過ごした私の部屋で子ども達が寝ると、「悪夢見るからやだ」とか言うんですよ。実際息子が夜中に急に立ち上がって上の方見てたの、本気で怖くて即電気付けて叩き起こしました。まぁ霊体験って寝ぼけてる時に起こりやすいらしいし。って思わないとやってられない時もある。

それがもう、こんなおばさんにもなれば霊どころの騒ぎじゃないんですよ。
2〜3年前に久しぶりに金縛りにあった時、久々だったからちょっとゾクッとしつつも「フンッ!!」って解除してそのままトイレに行ったんです、私。
完全に恐怖より尿意が勝った瞬間でした。トイレで「私もすっかり大人になったな……」としみじみ感じましたね。

“気付かないように” “見ないように”
そんな事も、とても大事だと思ってるんです。



さて。非常に長いお話しでしたね。
心霊について熱く語れて大満足です。

話題の怖い本


読みました。

めちゃ怖いという噂を聞きつけ、本屋で見つけてついつい購入。
えー、夜寝る前に読んだら夢にでるかなー?とか言ってたら全然読む時間無くて。
とりあえず暇な時間に少しずつ読んでいたのですが……。
読んでいると、その、いつの間にか上向いて口ぽっかり開けて寝ているんですよ。しかも恐ろしいことに、ある日は「さて続き読むか〜」なんて読み始めわずか3行。上向いて口ぽかんで白目剥いてたんですよ……!
これ読んだ方はわかると思いますが、ちょっとこの本と若干繋がり感じて怖くないですか!?え!?それ単に文字の羅列見たらすぐ寝ちゃう人ですって??

そうなんです。
読んでは寝て、読んでは寝て、を繰り返し。
しかも悪いことに読んだまま寝るから、読んでる所の続きを勝手に寝ながら考えて、起きた時に「あれ?さっき読んだとこ……」って探しちゃうんですよ。続きを勝手に考えて読んでる感覚というのか。どうしようもないですよね。
だからいつまで経っても怖いという感覚を得ないまま最後まで読み終えてしまいました。袋とじもしっかり開けて見ました。
が、これはモキュメンタリーという事を予め確認してしまっているのもあって、どうにも没頭出来ずに終えてしまった感がありました……。
何だかこんな自分にガッカリです……。

そんな私。昔夜中にたまたま付けたテレビ番組をぼーっと見てたらマッジッで!怖くなった事があります。
名前は何だったかな。「放送禁止」だったっけな。確か大家族みたいなやつで、何と言いますか、途中から違和感を感じてしまったら最後みたいなやつ。うっかり気付いてしまったらゾッとするやつって、めちゃくちゃ怖いですよね。


以上、心霊番組を熱く語る回でした。


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