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Netflixで三島由紀夫


Twitterに書くには刺激が強過ぎるか?と思い、こちらに記そうと思う。

ちょっと怖い話。
20代後半の頃だったか、引っ越し業者をしていた友人が廃棄を頼まれた荷物の中に、三島由紀夫関連の物が大量にあって。
その中の古い週刊誌を何気なく見たのが原因だった。
三島由紀夫の割腹自殺の記事に、介錯された首の写真がね、モロに写っていたんですよ…ゴロンと。
アングルの違う写真が数枚。
凄い時代ですよね。
そんな写真を載せてしまえたんだなと。
その衝撃たるや…言葉では言い表せない。

それからの数年間、本当に三島由紀夫に呪われた気分でした。
何日も魘されて夜も寝付けない。
起きていても不意に思い出し、言い知れぬ恐怖に襲われた。
本当に何年もね。
頭から離れなかった。
しかし怖さと同時に興味も持ったので、三島由紀夫の著書を読んだり、たまたま山梨に行った時には三島由紀夫文学館にも足を運んだりした。

結果的に知っていく事、生きた軌跡を文献や写真で見ることに依って、人間臭さと言うか、リアリティを持って感じる事で恐怖心は薄らいだ様な気がする。

今はもう恐怖に震える事もなく、客観的に見れる様になったけれども。
人として、とても興味深いし魅力的ではあると思う。
が、生きて今の日本を変える為に動いていてくれたらと思わずにはいられない。

よく『筋肉は裏切らない』とか鍛えることを推奨する文言がTwitterにも流れてくる事があるが、必ずしも、そうとは言えないなと、三島由紀夫を思い出す度考える。


貴方の優しさに感謝です✨🙏