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正しさとは

正しさは絶対評価ではなく、相対評価である。

それは何故か。

100%の証明は難しいからである。

勿論出来ないというわけではない。
自分がここにいるというのは証明できるし、
統計的に帰無仮説が棄却出来れば絶対となる。

正しさを証明する根拠は意外とあやふやである。
人にとっては、同じ環境で育った人は一人もいない。
それに伴う価値形成も一人一人異なる。

この中で、正しさを証明するにはどうすれば良いだろうか?

私が思うに、議論を交わし、共通の物差しを皆が持つしか無さそうだ。

物差しを押し付けると、戦争になる。
これは過去の歴史を辿るとよく分かる。
今も続いている宗教戦争や国境で発生している戦争もこれに当たるであろう。
一方で、国だけではなく個人間でも同じである。

正しさを振り回すより、お互いの正しさを理解しつつ、
真摯に議論を重ね、共通解を見出す努力。
対話が重要なのかも知れない。

それが出来れば苦労しないが、その苦労も必要だと思う昨今である。

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