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わたしたちの"おうち時間と素直な気持ち"⑤

イマのわたしたちの頭のドアを開けてみよう
という心意気で、毎回出される1つのテーマを メンバーそれぞれのあたまとことばで
表現するのが目標です
という趣旨の「月刊ゆるゆる、ドアノブ」。

今回のテーマは、新型コロナウイルスによる生活の変化と私たちついて。

2020年が始まってから、この数ヶ月の間で世界は激変してしまった。今までにない、制限のある生活が私たちを取り巻いている今日この頃。

頭を抱える苦しい時間も、徒然なるままに過ぎていく時間も、ささやかで楽しい時間もある。

世界が体力を取り戻し、未来で笑って生きるわたしへ、記録のお手紙を届けるつもりで書きます。

わたしたちのイマの生活、考えごと、素直なきもち。

文:竹中杏菜

コロナが収束したあとのわたしへ

無事か?
とりあえず何事もなかったと仮定して手紙を書きます。

コロナによってあなたが得た気付きはいくつもあるでしょう。

これは、いつまで経っても同じ過ちを何度も繰り返してしまうおバカなあなたに向けた、備忘録兼お手紙です。
3つにまとめたからちゃんと思い出してね。

ひとつ、あなたの恵まれた環境への感謝を忘れないこと。

あなたが今日も息をしていること、困り事なくご飯を食べ、お風呂に入り、家族と食卓を囲んでいること。そのどれ一つとして当たり前ではないこと。

日常の当たり前は当たり前ではないなんて、耳が痛いほど聞いたことがあると思います。使い古された定型句は、使い古されただけの理由がある。伊坂幸太郎も言ってました。気付きを常に心に留めておくこと、大変だけど頑張ろう。

ふたつ、欲求の鉄は熱いうちに打つこと。

おうち時間によって、過去に先送った「あとで」たちが全然到来しない事実に気付きましたね。
時間が無限にあるみたいに日々を過ごすのは甘えでしかないことも分かりました。

鶯谷の銭湯にも恵比寿の銭湯にも小岩の銭湯にも江古田の銭湯にも、行ってみたい場所リストにノミネートされてからとうとう学生を卒業して、遂にはいつ行けるかわからなくなってしまった。

会いたい人や欲しいものも同様。
結局行くと決めているならすぐ行こう、会おう、手に入れよう。

みっつ、諦めないこと。

外に出られないから人に会えない、おいしいご飯屋さんにも行けない、美味しいお酒も飲めない、公園で遊べない。
全部外因だと一括りにして、可能性を潰さないこと。
できない理由より、できる理由を探してみよう。うちのおかんも昔言ってたよね。

この環境でも出来ること、なんならこの環境でしかできないことを探してみる。誰かのせいや何かのせいにするくらいなら、その「せい」を解除できないか行動してみること。
(3密は避けるのよby百合子)

長過ぎても読み返さないと思うのでこの辺でやめます。
これからのあなたに、意思ある選択ができますように

2020年5月5日(火)23時25分のわたしから、未来のわたしへの手紙


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